問題の本質はもっと
違うところにあるんじゃないかな?
そう思いながら読んだ。
スクールカウンセラー(SC)
についての記事だ。
興味のある方はぜひ読んでみてほしい。
多分かなりイラっとなります。笑
隻言片句を拾ってあれこれ言うのは
フェアじゃないかも知れない。
でもね、、、
教委に対しては「税金を使ってSCを配置しているのだから、不登校の減少など目に見える結果を示すべきだ。SCの研修により力を入れてほしい」と求めた。
記事の最後に書かれていた
元中央教育審議会副会長の
梶田叡一氏の言葉だ。
これは根本的に違うと思った。
そもそも我々は何を目指すのか?
不登校児童生徒の減少を目指すのか?
いや、本質は子どもの幸せな成長だ。
そうですよね?
学校に来られない可哀想な
不登校の子を減らすんじゃない。
何十万人もの子どもたちに
長年NOを突きつけられているのに、
相も変わらず、だ。
150年以上変わることすら
1ミリもできない可哀想な学校システム。
そっちをこそ、変えるべきだ。
――というのはでもまあ、大きな話だ。
現実的にSCの制度に
いろいろ問題があるのもわかる。
そもそも教員と保護者とSCの間に
カウンセリングやアドバイス、
はたまた守秘義務についての
知識や意識のズレがありすぎる。
制度の前提もいろいろ曖昧だ。
助言ってシレッと簡単に文科省は言うけど
どういう助言なのかの明確な定義もない。
いろんな種類のポテンヒットが
そこら中に落ちまくって放置されている。
ひとつずつ丁寧に整理していく必要がある。
でもさ、税金使って配置してるんだから
SCたちは不登校の減少という
目に見える結果を示すべきだ、なんてさ。
不登校の責任を現場のSCにまるごと乱暴に
押し付けるみたいな物言いには腹が立った。
そーじゃねーだろーと。
もう一回言う。
そーじゃねーだろーがよ。
汚い言葉ですみません。
でも書いてスッキリした。笑
今日も良い1日を。
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まったくですね。
「目に見える結果を」って。目に見えない、こころというもの、こと、に向き合う仕事がカウンセラーに求められるはずなのに。
カウンセラーが、いい仕事をしたからこそ、自分を傷つける学校という場所から、ようやく脱出できることすらありますよね。
「税金を使ってSCを配置しているのだから、不登校の減少など目に見える結果を示すべきだ。」
これって、誰のおかげで生活できてるとおもってるんだ!と、親が子に言うのと共通の価値観を感じます。
記事の紹介ありがとうございました。
田中先生
コメントありがとうございます!
本当に「目に見える結果」をSCに求めるのは違うと思いますし、その「結果」の設定も安直ですし、何より先生の仰る通り「誰のおかげで」というのと似た上から目線の価値観を感じます。なんだかなあ、と。