きっといっぱいある

 

 

 

今日は思い出バナシです。

あれは1997年のことだった。

もう28年になる。

金曜日の夜、仕事終わりに帰宅した。
吉祥寺の井の頭通り沿いの狭い1DK。

なぜだかは忘れた。

うちの奥さんは前泊かなんかで、
その前日の夜、僕は一人だった。

玄関を開けて電気を点けて
一人、缶ビールをあけた。

プシュ。いい音だ。

冬の寒い金曜の夜が徐々にふけていく。

確か小雪まじりだったんじゃないかな?

翌日の披露宴で僕は
最後のスピーチをすることになっていた。

なので、何度も繰り返し繰り返し、
会場の招待客の姿を頭に思い浮かべつつ
虚空に向かってスピーチの練習をした。

気分を上げるためにこの曲を音量マックス、
エンドレスで聴き続けた。

懐かしのカジヒデキ。ノリノリだ。

 

いや、あの日たんまり聴いたんだけど、
実はそれっきりだった。

でも28年後の今朝、起きて

「ああ、今日は結婚記念日だね」

そう思い出して、唐突にこの曲が
猛烈に聴きたくなって今、聴いている。

うん、名曲だ。
懐かしいけど、じぇんじぇん古びない。

まさにエバーグリーン。

何が言いたいか?

もう53歳のおっさんデス。

おっさんですが、意外なくらいに
青春の記憶やら熱い思いやらは消えません。

若い頃に想像していた、50代のヨレた
しがないおっさんの図と中身がだいぶ違う。

だいぶ違う。

だって今、俺っち25歳の新郎だもん。笑

楽しかったな。

いやいや、まだまだ、もっともっと、
きっときっと、楽しいことはいっぱいあるぜ。

命短し楽しめ中年。

そして今日はお約束の「憂鬱な30km走」だ。

でも長い道中もキロ5で行きますよ。
ガンガンぶっ飛ばすんだジュンイチ。

「53歳? そんなの関係ねぇ」

とまあ、そんなこんなです。

まだまだ、もっともっと、
きっときっと、楽しいことはいっぱいあるぜ。

きっといっぱいある。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。