経験談を伝えること

 

 

 

自分たちは間違っていた。

それを認めることは難しい。

ましてやそれを人に話すこと。
それはさらに難しい。

本当は記憶から消してしまいたいことだ。

だからこそ。

同じ境遇にある人たちに
自分たちのような思いをしてほしくない。

こうしてつらい記憶を
包み隠さず話してくれた。

この記事の田中さんご夫婦の思いが、
多くの人に届いてほしいと思う。

冒頭に述べましたが、実は田中さんと似たような経過をたどった親御さんが他に何人も私の講座に来られています。息子さんが救急搬送され、命を落としそうになった方もいます。

そんな事態をいったいどうしたら防ぐことができるのでしょうか。私は長くその答えが見つかりませんでしたが、田中さんのような方の経験談を伝えることしかないと思いました。

記事を書いたランさんの言葉だ。

本当に、その通りだと思う。

経験談を伝えること。

それもうまく行った成功体験ではなく、
むしろ失敗や後悔のほうにこそ、
大きな説得力がある。

不登校は子どもの命に関わる問題だ。

自死を選んだ不登校児のうち75%は
再登校していたという恐ろしい統計もある。

安易な再登校は命に関わる話だ。
取り返しのつかないことにもなりかねない。

だからこそ!

たくさん情報取りましょう。
いろんな経験談知りましょう。

――という、いつもながらの結論を
針の飛んだレコードのように繰り返して
終わることにいたします。

多くの人に届きますように。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。