目覚まし鳴ろうが

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週末金土日は11時から3時まで飲食店での
バイトが入っている我が家の16歳。

昨日、起きてきたのは10時半前で、
慌ててゴソゴソしている。
走って行って間に合うか、
微妙なタイミングだ。

「あのぅ……、
車で送ってもらえませんか?」

そう控えめに敬語で
丁寧に話しかけてくる16歳。

まったく可愛いなあ、もう!

我ながら甘いよなあと思いながらも、
近くまで送ってあげることにする。

車中で話す、他愛のない話。
バイト先でのあれこれ。
ミスして注意されたりもしてるみたいだ。

それにしても去年、あれだけ徹底して
完全に家にひきこもっていたのは
一体なんだったんだろうね?笑

今朝も11時からバイトの16歳。

今8時なんだけど、彼の部屋から
目覚ましがわりの音楽が
大音響で鳴り出した。

でも平気の平左で寝てる。
目覚まし鳴ろうが寝続けるのだ、大物は。

あと2時間で起きてくるだろうか?

そして大物に可愛くお願いされたらまた
車で送ってあげちゃうのかな、俺っち?

そんな週末の朝の、最近の我が家の風物詩。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。