14歳中三男子が10年後の自分にかけたい言葉

14歳中三男子が10年後の自分にかけたい言葉
Sponsored Link

 

不登校をテーマにしたインタビュー事例集の
第二号を作っている。

インタビューの際に、毎回みなさんに
お聞きしている質問がある。

10年前の自分と10年後の自分に
かけたい言葉は何ですか?という質問だ。

この質問は面白くて、
本当にみなさん様々、色々だ。

毎回それが結構、地味に楽しい。

第一稿があがって、うちの奥さんが今
チェック中なんだけど、

僕が寝た後に
インタビュー事例集のこの質問のことと、
皆さんからの回答を
うちの奥さんが忍介に読み聞かせたそうで。

へえ、みんな色々で面白いね、と
食いついたのでうちの奥さんが聞いてみた。

「忍介は過去の自分に――10年前は
4歳だからアレだけど、例えば10歳の自分に
どんな言葉をかけてみたい?」

「遊んでねえで勉強しやがれ、
このクソ野郎が!
とっとと勉強してくたばりやがれ」

と答えたとのこと。
(あ、口調が超絶汚いのはシャレというか、
多分アニメキャラの物真似です)

そんなところから、言葉があふれ出た。
(以下うちの奥さんの記憶を僕が口述筆記)

曰く――。

生きることは何だ?とか、自分は何だ?とか、ずっと色々考えてきたけど、考えてもそんなんどうでもいいと思う。
友達と一緒にジョイポリスに行って楽しくやるとか、そんなんでいいんじゃないと思う。
楽しく生きてればいい。何も考えてなくても別にいいんじゃないか。
今日はうんこが流れ星のように出た。スッキリ綺麗に出すぎて、空っぽすぎて落ち着かない。腹八分目じゃないけど、うんこ八分目がいい。
人間なんてどうせハエみたいなもんで、ハエがぶんぶん、うんこにすがりついて喜んでいるようなものだ。ハエが家の隅っこでぶんぶん言ってようが、外でぶんぶん飛んでようが、そんなこと誰が気にする?
家の中でぶつぶつ、ぶんぶん言ってるくらいだったら、外に出ればいいじゃん、と思う。

おうち大好き人間の忍介だけど、
友達と一緒にジョイポリスに行くのを
楽しみにしていて、なにかそのことで
心境の変化がちょっとあったみたいだ。

しかし毎度ながら、表現が独特だ。

流れ星のようにうんこが出る、
人間なんてどうせハエ、とか
どちらも僕には絶対出せないワードだ。

ちなみに、、、

「10年後の自分に言いたいことは?」

という質問への答えは

「美味しいものを食べたら?」

だったそうで。

ちゃんと働いてるのか?とか、期待込めるような言い方したら、プレッシャーがかかって10年後の自分がかわいそうだから。
美味しいものを食べたら?っていうくらいにしておく方が、10年後の自分は気が楽だろうし、それくらいなら多分できるだろう、と。

いうことらしい。

気は優しくてイイ奴なのだ。

と、親バカは思った。

10年後の忍介へのタイムカプセルとして…。

今日も良い1日を!

プロフィール写真

 

記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。

 

更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
Sponsored Link
14歳中三男子が10年後の自分にかけたい言葉



まず親が幸せになる|びーんずネット

不登校のセミナーやカウンセリング、インタビュー事例集をお届けする活動を夫婦でしています。ぜひご覧ください。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。