とにかく数学というものが
好きじゃなかった。
でももしこんな先生に出会っていたら、
僕の数学嫌いはどうなってたかな?
カリスマ数学教師の授業
進学校のカリスマ数学教師、
「イモニイ」こと井本陽久さん。
宿題を出さない。
市販の問題集はやらせない。
ふざけ、いたずら、
ずる、脱線も大切にする。
結果、授業を受ける生徒たちに
魔法のような躍動感が生まれる。
全国から訪れる見学の列が
絶えないという。
なぜそういう魔法が起こるのか?
鍵は、生徒との
対等な関係性にあるという。
そういう安心感がある中で、
生徒が自分で考え、成長する、と。
へえ。
なんだかデモクラティックスクールの
考え方に少し近い気がした。
やらされるのではなく、
自分で考えるのが一番。
やっぱりそうなんだね、と。
自分の中にある未熟な部分
そんな中。
僕が一番響いたのは、ここだった。
「自分がイラッとしてしまうということは、そこに自分の中にもある弱さを見いだしているはずなんです。だからイラッとしてしまうんです。その子の中にある未熟な部分、弱い部分を認めてあげることは、結局は自分自身の中にも同じくある未熟な部分、弱い部分を認めてあげることになるんです。だから僕は、『子どもたちのことを承認する』なんて言っていますが、実は、子どもたちを通して自分自身を解放させてもらっているんだと思うんです」
確かに!
子どもにイラっとするとき。
そこに自分の中の未熟な部分を見てるかも。
エンドレスなマシンガントーク
例えば?
忍介がゲームやアニメのあらすじを、
時系列順に、丁寧に、エンドレスで、
マシンガントークしてくる。
ふんふん、はあはあ。それで?
と聞くは聞くんだけど、
聞きながら「おいおい、いつ終わるんだよ、
もうちょっと要点絞って伝えてくれよ」
なんて、イラっとすることがある。
でもこれ、まんまアンタも一緒だからな!
今、書きながら、
僕が酔っ払ってうちの奥さんに長々と
マシンガントークしている図を反省した。
要はお互い様
まず大人自身が
自分の弱さ未熟さを認められれば、
子どものダメなところにイラつかなくて
済むようになる。
要は、お互い様だ。
親も子どもも対等な、一人の人間。
そう思えるかどうか。
ついつい、親って
子どもより一段高い場所にいるように
錯覚してしまう。
けど、コレ忘れないようにしたい。
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