銀色夏生、片岡義男、というと
懐かしの1980年代、
角川文庫のイメージがある。
硬派気取りだった中二病としては、
彼らの本や、もっと言うと
1980年代の角川文庫自体、
手にすることがなった。
ところで、
今進めている不登校をテーマにした
インタビュー事例集
「雲の向こうはいつも青空」。
7人の方々の取材記事を掲載する合間に、
うちの奥さんと僕が1ページずつ
コラムというか、短い文章を入れている。
そこで彼女が銀色夏生さんの
「今を生きやすく つれづれノート」
という本のことに触れていて、
その文章が身内ながら本当に良いなあ、
素晴らしいなあ、と思っていて。
(内容はお楽しみです)
そして実際その本を読んでみて、
うわ、何コレすごく良いじゃんか!
と感激した。
じわじわ来る言葉が満載だった。
パラパラめくっただけでも
「これは!」「確かに」というものが
とても多かった。
目に止まった一節を紹介する。
歓迎できない出来事をどう解釈できるか、
それがその人の生きてきた今までに
勝ち得た宝だと思うんだけどな。
だっていろいろな嫌なことに
ただ打ちのめされるだけってことがなくなるから。
死ぬまでずっとそれはもっと進化して、
私たちを楽にしてくれる。
銀色夏生『今を生きやすく つれづれノート言葉集』
もしピン!と来るものがあれば、ぜひ。
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