キャニオンママの眉間が教えてくれる社会の窮屈さ

 

 

 

昨日のお昼、国立へ向かう地下鉄の中。

「お、もうフロンターレ列車じゃん」

車中、同志の多さにそう思ったけど、
僕の目の前にはマリノスサポーターの
家族連れが座っていた。

お父さんお母さんにちびっ子たち。
全員トリコロールのユニフォーム姿だ。

僕が気になったのはお母さんだ。

マスクをしていたから目元しかわからない。
きっと相当に見目麗しいお方なんだと思う。

でもその目元がね。なんとも切ないんだわ。

右目の眉の上に常にシワが寄っている。
その表情がデフォルトになっている。

そしてそのシワがまるで
グランド・キャニオンのように深く険しい。

常に左右の子どもたちに目を配っている。

そしてちびっ子たちは落ち着きがない。
おとなしく席に座ってなんかいやしない。

未然に危機を察知するキャニオンママ。

何かあるたびに彼女の眉間には
追加で3本のシワが走る。

左右4本、警報級の眉間のシワだ。

キャニオンママがなんと言っているかまでは
イヤフォンをしている僕には聞こえない。

でも厳しい表情から察するにやんちゃ姫と
あばれはっちゃくを叱っているのだと思う。

僕は切ない。

キャニオンママの眉間を広げてあげたい。

でももうあれがデフォになっちゃってる。

好奇心の塊の幼い子たちを
電車でつつがなく移動させる。

それがとても大変なこともわかる。

でも多少のことならいいんだよ。

例えば子どもが僕の足を踏んづけようが、
僕はそんなの一向に構わない。

子どもってそういうもんじゃない?

ちょっとくらい誰かに何か
迷惑かけたっていいじゃないか?

と、僕はそう思うのだけど。

でもきっと「世間」がそれを許さない。

――と、キャニオンママは思い込んでる。

だから最大限に身構える。

その通奏低音のような飽くなき警戒心が
彼女の顔に常に暗い影を落としてる。

キャニオンママの眉間を広げてあげたい。

そのためにはもっと僕ら社会全体が
ゆるく、あったかくならないとね。

もっともっとゆるく、
あったかくならないといけない。

でもって一方のパパってば、実にゆるい、
いい表情してんだよな。

これも「なんだかなあ」という気もする。

そんなこんなを思った車中でした。

え?

昨日の結果はどうだったかって?

大惨事ですよ。聞くだけ野暮。

切なかったのは帰り道。

数多くのフロンターレのユニフォーム着た
やんちゃ姫やあばれはっちゃくたちがいた。

こうして足を運んでくれた子どもたちには
フロンターレに憧れを持ってもらいたい。

フロサポならそう願いますよね?

そんな将来の貴重なお客さん候補に
あんな試合を見せてちゃダメよ。絶対に。

純ちゃんはそのことに一番怒ってます。

って昨日のマリノスの5得点で少しは
キャニオンママの眉間は広がったかな?

(いや、それとは別物なんだろうな)

ゆるく、あったかくいきましょ。

大惨事が起こる前の昨日の風景。国立は2階席が一番見やすくて好みかな。

今日も良い一日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在21歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。