まだ何も起きていない

 

 

昨日の午後は久々、
川崎でのリアルのセミナーだった。

しかしやっぱりリアルはいいね。

ゲストのゆっこさんの意表をつくような
面白いワークもあって、いつにも増して、
不登校なのに楽しいセミナーだったと思う。

詳しいレポは追って
びーんずネットのサイトに上げる。

僕がゆっこさんの話で一番印象に残ったのは
「まだ何も起きていない」ということだった。

まだ何も起きていない。

どういうことか?

親はすぐ先回りしちゃんだよね。本当に。

子どもが学校へ行かない。

そうするとすぐ、連鎖反応のように
心配が頭を駆け巡るようになる。

→ 学校へ行かない
→ 勉強が遅れる
→ 進学・受験に差し障る
→ 交友関係が途絶える
→ 社会性が身に付かない
→ 就職できない
→ 生活していけない
→ ひきこもりになる

ね? 思いますよね?

かつて息子が不登校になったとき。
僕も思った。正直に言って。

でもよくよく考えてみてほしい。

これ親の脳内の先回りの心配でしかなくて。

事実としてはどうか?

そう、まだ何も起きていない。

だから焦りや心配を感じたときには
まずこう考えてみる。

「まだ何も起きていない」

心配や不安ってある意味、
面白いくらい「妄想」でもあるよね。

事実は今、学校に行ってないだけ。
つまり、まだ何も起きてない。

よくわからない不安には、
この呪文を唱えようと思った。

他にも期待=機を待つ、という
ゆっこさんのパワーワードも良かった。

また来年もびーんずネットでセミナー、
企画する予定なのでね。

乞うご期待。

今日も良い一日を。

P.S.
来月、びーんずネットの本でお馴染みの蓑田雅之さんをお迎えしての講演会を開催します。
蓑田さんのお話は毎回どんどん進化していくので「北風と太陽と不登校のはなし」というタイトルにすごく惹かれてます(個人的にめちゃんこ楽しみ)。
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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。