至福のエンドロールの数分間

 

 

 

今日は「お薦め」です。

昨日の夜は映画を観に行ってきた。

いやあ、最高だった!

このブログでも何度も紹介している漫画家、

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の魚豊のデビュー作、
『ひゃくえむ。』が映画になった。

どんな話か?

陸上100m。一瞬の煌めきにすべてを懸けた、情熱と狂気の物語

こういうコピーを書く人って
本当に上手いよな。

そう、まさに情熱と狂気の物語だ。

ということで予告編のリンクと
あらすじをコピペ。

生まれつき足が速く、「友達」も「居場所」も手に入れてきたトガシと、辛い現実を忘れるため、ただがむしゃらに走っていた転校生の小宮。

トガシは、そんな小宮に速く走る方法を教え、放課後2人で練習を重ねる。

打ち込むものを見つけ、貪欲に記録を追うようになる小宮。

次第に2人は100m走を通して、ライバルとも親友ともいえる関係になっていった。

数年後、天才スプリンターとして名を馳せるも、勝ち続けなければいけない恐怖に怯えるトガシの前にトップスプリンターの一人となった小宮が現れる――。

もうね、雨中のインターハイ決勝とかね。
めちゃんこ良かった。

しとしと降りしきる雨の音。

スプリンターたちの心の中そのものを
表すかのように静かに激して行くBGM。

爆発するスタートダッシュ。
10秒後に待っている結末は?

でも物語はそこで終わらない。

10年後。それぞれの紆余曲折を経て
たどり着く運命の舞台。最終レース。

「トガシくん、君は考えたことないかい?
“あの一瞬”はなんのためにある?」

小宮とトガシの、胸に沁みいる哲学対話。

そして迎える、息をのむラストシーン。

一瞬の間。

画面が暗転した直後に洪水のように
あふれ出す主題歌。

このエンドロールの数分間。

胸が熱く沸き立ってしまって、
ツーッと涙がほほをつたる。

そんな至福の時間が味わえる。

でも・誠に・残念ながら!!!

もう来週半ばでほぼどこも
上映打ち切りになるんだよね、この映画。

ということで――。

この連休、予定がつけられる方はぜひ、
映画館で観てみてください。

至福のエンドロールの数分間、
堪能できますよ。

いや、マジで来週もっかい見に行きたいな。
これ映画館で観なきゃウソだぜ、ベイビー。

髭ダンの主題歌もいいけど、
なんせ音楽がスンバラしかった。
(僕にはいつもBGMがすげー大事)

僕は短距離はからきし走れない。

それでも100mを命を賭けて走る人たちの
心情そのものがわかった気になる。

そんな最高の音楽だった。
(変拍子なのが絶妙でめちゃたかぶる)

もちろん予告編もいいけど、
このキャラクターPVも最高にいいな。

BGMも聴けるし。でもってみんな濃い。笑

断然おすすめなんで、ぜひ。観て観て!

今日も良い1日を。

P.S.
蓑田雅之さんの記事が小学館のHugKumに出てますよ。
ぜひこちらも。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。