日本語は面白い

 

 

 

「おお」

と思わず声をあげそうになった。

以前にも書いたけど。

CTAは大事

2025.06.30

令和の若者の「ネタ」なんじゃないかと
疑うような「8時10分前問題」の話ね。

日本語学者の飯間浩明さんの
「意外な見解」が面白かった。

――若い人の間で、「8時10分前」を「8時から8時9分までの間」ととらえる人が少なからずいると聞きました。なぜこのような誤用が起きているのでしょう。

誤用というと、「7時50分が正しく、8時9分はまちがっている」ということになりますね。でも、言葉の「正しい」「間違い」の客観的な基準はないんです。

このような言葉の行き違いは、今に始まったことではありません。数年前に話題になったのはこんな例です。

Aくんの身長は150cm
Bくんの身長は155cm
Cくんの身長は160cm
Ⅾくんの身長は165cm
Eくんの身長は170cm

さて、Cくんの次に大きいのはだれでしょう?

ん?

Dくんでしょ。え、違うの?

おっ、そうなりますか。従来は「Bくん」が多数派だったはずです。

SNSでの個人による調査では「Ⅾくん」と答えた人が50%、「Bくん」が33%でした。今やそうなのか、と思いましたね。

では、こんな質問ならどうでしょう。「日本の都道府県のなかで、北海道の次に大きいのは岩手県です」と言った場合、北海道と岩手県、どちらが大きいと思いますか?

――もちろん北海道です。

そうですよね。北海道が1番、岩手県が2番だから「北海道の次に大きいのは岩手県」。これと同じように考えると、「Cくんの次に大きいのはBくん」になるのではないでしょうか。

「た、た、確かに!」

ぐはー!!!

いやぁ、面白いわ。日本語。

「いとおかし」は平安時代の
「めっちゃヤバい」だとかね。

『枕草子』全体で「いと」は700回以上出てきます。今の人の「めっちゃ」よりもよほど連発しています(笑)。

いや、清少納言さんってば、
根がミーハーだとは思ってたけど、
ここまで乱発してるとは驚きだ。

その「いと」乱発から1000年が経ち、、、

時は20世紀後半、昭和になって今度は
「すごく」が多用されるようになる。

でも「すごく」が広く普及して
そのインパクトが薄れるにつれて、

1980年代に「超」が流行り、
1990年代から「めっちゃ」が広がったと。

これ、まさに自分が生きてきた
時間の中の変化だから
「すごく」よくわかる。笑

「言われてみれば」がテンコ盛りで、
後編もとっても良かった。

ご興味ある方はぜひ。

ちなみに――。

僕は「ら抜き言葉」だけは
未だに苦手というか拒否反応があって。

あ、「ら抜き言葉」ってこういう奴ですね↓

「毎日暑くて耐えれません」

正しくは「耐えられません」だ。

耐えれない、という軽い言い方に
僕はどうしても耐えられない。

屁のツッパリでしかないのはわかってる。

でも多分、僕は死ぬまでずっと
「ら」だけは抜かないと思う。

「それがどうした?」

どうもしません!失礼しました。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。