また地動説のこと

 

 

 

改めて、なんだけれど――。

「地動説」って本当にすごいなと思う。

600年前。

人類は肉眼でしか天体を観測できなかった。

そして日夜、
動いているのは明らかに天体だ。

そうですよね?

まさか自分、つまりこの地球自体が
大きく動いているとは、普通考えない。

でもそれを疑った人がいた。

もしかしたら動いているのは
自分の方かも知れない、と。

そしてその仮定に立ってみれば、
不可解な天体の動きも説明がつく。

でも地球の方が動いている、
という「証明」はできない。
残念ながら。

なぜなら目に見えないから。

なんかね、コレ本当に
不登校に通じるものがあるなあ、
と思ってしまう。

学校は行くものだ。

学校に行かないと社会性が身に付かない。
自立して将来、生活していけない。
そのままひきこもりになる。

これが天動説。

そういう事象も多く目に映る。
だからみんな信じる。

そうじゃない。

別に学校に行かなくてもまったく問題ない。

子どもの生きる力は必ずしも
学校という場でなくても身に付く。

これが地動説だ。

「証拠は?」

と問われると、なかなかに厳しい。
そしてにわかには信じがたい。

挙句の果てに異端扱いまでされる。笑

まさに地動説そのものだ。

でもこの仮定に立ってみれば――。

という地平にあなたも立てれば、
ガラッと見える景色が変わる。
二次元が三次元になる。
空がもっと高く青くなる。

僕に関して言えば、息子の不登校が
まさに地動説へと至るきっかけになった。

勇気がいるんだよね、
地動説を認めることって。

ほんとぉ〜ぅに勇気がいる。

絶大なる勇気が必要だ。

でも頑張って勇気出してほしいんだよな。
世のお父さんお母さん方には。

なあんてね。

昨日も忍介が「チ。」の番組を録画していて
夕食のときに家族でそれを見たのでね。

すっかり影響されて
熱く語ってしまう次第です。

さて、今日はお散歩会なので、
ご参加のみなさん!
9時に東高根森林公園でお待ちしています。

良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。