しつこく残っている何か

 

 

去年から等々力のバックスタンドは
僕の心のオアシスになってる。

空白のコロナの3年間を取り戻すために
必要な時間だと個人的には勝手に思ってる。

もちろん昨日も詰め詰めで
諸々マッハで片付けて馳せ参じた。

結果のことはさておき。

試合後、バフェティンビ・ゴミスの
退団セレモニーがあった。

元フランス代表のフォワードで、
去年の夏に川崎フロンターレに
移籍してきた39歳の選手だ。

ポストプレーが本当に素晴らしい。

残念ながら期待通りの結果は残せなかった。

でも誰もが認めると思う。
とっても律儀で真摯な良い奴だ。

ゴミスはフランス語ではなく、
英語でスピーチした。

そしてそのフランス訛りの英語は
僕には懐かしかった。

前の会社は本社がフランスだったのでね。
フランス訛りの英語は親しみがある。

でも正直、苦い思い出しかない。

僕の仕事人生の中では最も
自分が輝けない時期だった。

20年間で4社、働いてきた。
その最後の会社だ。

鳴り物入りで入ったのに
残念ながら期待に応えられなかった。

状況としてはちょっとゴミスに似てる。

思ったこと。

ゴミスの温かいスピーチは良かった。
彼はぜんぜん問題ない。

ただ傷ついてるんだよね、俺っち。
いまだに。根深く。頑固に。

「今が良いからそれでいいじゃないか?」

頭ではそう思っている。
でもしつこく残っている何かがある。

しつこく残っている何か――。

たぶん、仕事人生の中では今が
最も自分は輝けていると思う。

そして最も稼げていないのだけど。涙

逆に最も輝けていない時期が
最も稼げていた時期でもあった。

でもね、収入の問題じゃないんだよ。

うーん。

なんていうかさ、、、

「……」

しまった、ぜんぜん着地できないや。

フランス訛りの英語。

それが突然、深い洞窟の中の扉を開いた。

そこにはまだ見たくない、
未整理の有象無象がうじゃうじゃある。

あなたにもそういう有象無象、ありますか?

と、無理くり終わらせてみる。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。