口には出しているけれどただそれだけ

 

 

 

結局さ。

「あなたのことを信じてるから」

って言いながら、全然信じてないんだよね。

全然、信じてない。

「あなたのことを信じてる」

そう口には出しているけれど、
ただそれだけ。

そしてここにはひとつ、
大きな「条件」が隠れてる。

あなたが【私が望む通りの状態になること】
を信じてる、ということであって。

【私が望む通りの状態にならないあなた】

それは認めないよ、っていう意味でもある。

望み通りにならないことを認めない。

だから上辺だけの言葉になる。
もちろん相手にも響かないし、届かない。

そもそもさ。

信じるって根拠無しの行為のハズなのにね。
ヘンな話だよね。

要するにあなたは子どもに対していつも
無意識に条件つけてるからダメなんですよ。

あ、言い方厳しいですか?

でも厳しいもんなんですよ。信じるって。
悪いけど。正味の話。

  1. 信じると口にするとなら無条件で
  2. それが無理なら信じようとしない方がマシ

いーんですよ、別に。
無理に信じたりなんかしなくても。

無理に笑顔で機嫌良くなんかいなくたって、
別にいーんです。

それができない自分も
丸ごと認めちゃえばいいんです。

恥でも弱さでもなんでもないです。

大事なことは「情報」と「繋がり」。

それをきちんと掴んでいきましょう。
粛々と。着実に。

その一枚一枚の薄皮の積み重ねが、
やがて月日と共に固まって土台になる。

「って純ちゃんなんか嫌なことあった?」

いや、全然ないです。

でもね、時々これくらいは
ピリッとブラックなことも吐かないと、
俺っちもアレなんでね。

「にんげんだもの」

――相田みつを風に言うとこうなる。笑

っていうか真剣な話、びーんずネットの本、
一回ちゃんと読んでみてほしいな。

いや、本当に↓

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。