春の心はのどけからまし

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今日から新学期、という人も多いだろう。

「うちの子はまた行けそうにない……」

という思いでこの春を迎える人も多いだろう。

新しい季節に心弾ませる人もいる。
新しい季節に心沈ませる人もいる。

世の中にたえて新学期なかりせば
春の心はのどけからまし(金子純一)

桜の開花とはぜんぜん違う意味で
新学期というものは人の心を波立たせる。

そして人の心を波立たせるものを
なくすことはできない。残念ながら。

でも心が波立ったときに、
支えになったり
助けになったりするものはある。

それは例えば「情報」であり、
それは例えば「繋がり」でもある。

要するに。

一人きりで抱え込むのが一番よくない。

例えば「情報」。

仮に10代の頃に何年も
不登校で過ごした人がいたとして――。

その先の人生を今、
その人はどう過ごしているのか?

あなたはそれをご存知ですか?

知らないですよね?

いや、責めているんじゃないんです。
僕もまったく知りませんでした。

知らなかったから不安でした。

だから今、それを知らなかった
過去の自分たちに向かって、
こういう本を作っています。

 

例えば「繋がり」。

仮にあなたが子どもの不登校で今、
悩んでいるとして――。

自分の思いを100%、安心して
吐き出せる場がありますか?

もしかしてなかったりしませんか?

いや、責めているんじゃないんです。
僕もまったくありませんでした。

なかったから心配でした。

だから今、繋がりを持てなかった
過去の自分たちに向かって、
こういう場を作っています。

 

しつこく何度も何度も繰り返し
このブログでは書いていることだけど。

やっぱり「情報」と「繋がり」が
大事なんだと思います。

いいんです、心が波立っても。

24時間いつも笑顔でいる必要はないです。
そんなの無理に決まってます。

だから「情報」取ってください。
だから「繋がり」持つようにしてください。

今日は真面目に書きました。

昨日フロンターレ負けちゃってるんでね。
この負けあまりにも痛恨すぎるんでね。
もう心が波立って仕方がないんでね。

ああぁぁぁ、チッキショー!!!

ってまったく関係ないですね。
失礼しました。

あなたに届くといいのですが。

良い一日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。