あの夏、幸せだったな

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朝っぱらから雑誌一冊丸々、
隅から隅までくまなく読んでしまった。

Sports Graphic 『Number』最新号、
特集タイトルは
「日韓W杯20年後の告白。」だ。

もうね、2002年の日本代表が肩を組んでる
この表紙からしてジーンとなる。

そして目次の対抗ページは、
1ページ丸々使っての稲本潤一の写真だ。

初戦ベルギー戦で勝ち越しゴールを決めて
得意満面、「オレ、オレ!」とばかりに
自分に人差し指を立てている図だ。

20年前、僕は埼玉スタジアムでこれを見た。
今、思い出すだけでも喉元が熱くなる。

あの夏、2002年の6月。
正直、まったく仕事なんてしてなかった。
毎日サッカー漬けで浮かれてた。
3cmくらい体が浮かんでる感覚だった。
最高だった。本当に懐かしい。

そして写真で見る、
20年後の「現在のみなさん」。

トルシエも稲本も安貞桓もイルハンも
ある意味、衝撃的に歳を取ってる。
これにはかなりビビった……。

まあ、俺も花の30歳じゃなくて
完熟オッサン50歳なんだけどさ。

ったく自分でも信じらんないぜ。

何が言いたいか?

人生思ったより短いよね、本当に。

仮に80年生きるとしても。

日数で言えば3万日。
週の数ではたかだか4000週だ。
毎日を大事に生きましょ。

話は戻るけど、、、

この『Number』、
サッカー好きなら絶対買いです。

僕はやっぱり稲本潤一と
戸田和幸の記事が良かったな。

20年後の告白、にふさわしい。
「ああそうだったんだね」と。

それにつけても本当にこの2人は、
2002年のためにこの地上に
舞い降りた人たちだと思う。

短かったけど、猛烈に輝いてた。
メチャメチャ眩しかった。

ああ、しかしあの夏、幸せだったな。

ニッポン、チャチャチャ!

今日も良い一日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。