確定申告が終わった

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今は朝の4時半だ。

昨夜は疲れてすぐ寝たので、
今朝はめちゃ早起きだ。

確定申告が終わった。

この3日間、昼飯一切取らずに
朝から晩まで一心不乱に格闘した。

その「やり切った感」はある。

たぶん、普通の個人事業主と大きく違うのは
僕ら書籍を作って販売していることだと思う。

だから経理処理すべき件数が半端ない。

単価千数百円xウン百件が延々と続く世界だ。
本当に疲れた。

今、思うこと。

正直、売上は良かった。

秋にNHKで取り上げられたおかげもあって、
当初想定していた以上に。

でも純粋にビジネスとして見たら、
2022年も残念ながらやっぱり惨敗だった。

わかっていたことではあるのだけど。

それをまざまざと思い知らされて、
わかっていたことだけど今、
めちゃくちゃ凹んでいる。

チリツモ経費が想像以上に積もってた。

わかっていたことではあるのだけど、
わかっていたことではあるのだけど、

やっぱりこれじゃ続けられないよね……。

どこか甘えがあった。

良いことやってる。
よくそう言ってもらえる。
感謝の声もたくさん届いてる。
メディアにも沢山取り上げられてる。

だからお金はきっと、後からついてくる。

そんな甘えだ。

お金は勝手についてきたりなんかしない。
お人好しのミーハーじゃないのだ。

だから「入ってきて残る」ように
しっかり仕向けなくてはならない。

それが、僕の役割なのだ。

うちの奥さんは良い意味で万事、
「楽しいかどうか」が判断基準の人だから。

まあ、そんなパートナーでいてくれて
助かっているのだけど。

でもシビアなリアリストであるべき僕が、
どんぶり勘定でヘラヘラ良い奴を演じてる。

それじゃ、ダメなんだ。
だからお前はダメなんだ。

と、、、放っておくと地の果てまで
暗くなってしまいそうので、
無理やり「初心」を思い出すことにする。

初心とは、なんぞや?

5年前、ちょうど季節は今頃だった。

会社員をやめた。46歳のことだった。

「びーんずネットをやろう」

とは当初は思っていなかった。

正直、ちょっと世の中を舐めていた。

自分は文章を書くのが得意だ。

だから、WEBライターの仕事をしよう、
とだいぶ楽観的に考えていた。
(やったことすらないのに)

そんな中で「びーんずネットを始める」
とうちの奥さんが言い出した。
だから「手伝ってあげるよ」
と上から目線であれこれサポートした。

その最初のイベントは、蓑田雅之さんを
ゲストに迎えてのセミナーだった。

セミナータイトルは
「学校って本当に必要なの?」

参加者は15人。

今でも忘れられないのだけど、
そのときの熱気がすごかった。

みなさん、会場に来たときの顔と、
帰るときの顔が別人に思えるくらい、
ガラッと表情が明るく変わっていた。

こんな面白いことってあるだろうか?

不登校の悩みが面白い、
と感じるのは不謹慎かも知れない。

でも心底そう思った。

ライティングの仕事は、やってみて
すぐに自分に適性がないのがよくわかった。

要は、僕は、
書きたいことしか書けない人間なのだ。
人から要望されて文章を書くことは
からっきしできなかった。

っていうか、やりたくなかった。
全然楽しくないし、嫌だった。

ということで、心底面白いと感じた
びーんずネットの活動を
専門で手伝うことにした。

でも専門に手伝うといっても、
それではお金はまったく入ってこない。

じゃあ、どうするか?

そこからセミナーでゲストに
話してもらった内容を
インタビューして書籍にして売る、
というアイディアを出して。

必死に積み上げ続けて今に至っている。

という、「初心」だ。

一気にここまでバーっと書いてみて、
不思議と気持ちが晴れた。

なんだ、要は悪い話じゃないじゃないか?

やりたいことを楽しくやってる。

確かに事業としては2022年は惨敗だった。
ダメダメだった。でも売上は良かった。

問題は利益が出てないことだ。

じゃあ、どうすればいいの?

  1. 徹底的に経費を見直す
  2. 値上げをする

という、シンプルな話だ。
(値上げは気が重いけど)

好きなことを楽しくやってる。
それに勝る心の栄養はない。

確かに結果は悪かった。
貯金も食い潰した。
はっきり言ってもう背水の陣だ。

でもジョン・レノンが歌う通りだ。

And so dear friends
You’ll just have to carry on

という脳内一人語りにおつきあい頂き、
ありがとうございました。

「さあ、今日も張り切って世界征服!」
(鷹の爪団)

You’ll just have to carry on

良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。