しまった、見なけりゃ良かった

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テレビとツイッターとヤフコメは
日々、極力見ないようにしている。

消耗するし、嫌な気分になるからだ。

見ないようにしてるのだけど、
さっきうっかり、不登校に関連する
とあるYahoo!ニュースを読んだついでに
ついてたコメントを読んでしまって、
案の定、相当に嫌な気持ちになった。

  • 不登校は単なる甘え。社会は甘やかしすぎ
  • 学校行けない子が社会でやっていけるはずがない
  • 不登校児を出す家庭には児相が介入すべき
  • 自分も嫌だったけど通った。それが社会のルールだ

といった昭和なコメントばかりだった。

こういうことを言う人たちが沢山いる。

何が言いたいか?

社会全体の意識を変えるため、断固戦う!

というような熱い思いは、
申し訳ないのだけど、
僕に関して言えばぜんぜんない。

そうではなく。

自分らしく生きていきたい――。

そう願う人が増える、
少しでもその手助けになれれば。
そう思っている。

かつて、息子の不登校に直面したとき。

僕はさっきのヤフコメみたいな
極端な偏見を持ってたわけじゃない。
でも白状すると自分にもどこか、
そういう意識はやっぱりちょっとはあった。

当時は今のように「昭和なコメントだね」
とは簡単に切って捨てられなかった。

だから今、子どもの不登校に悩み、
苦しい思いをしている人が、
少しでも気持ちが軽くなるような
手助けになればと思って活動している。

簡単に言うならば。

僕みたいに考える人が増える。
歩みはゆっくりかも知れないけど、
そのことがひいてはじんわり、
社会が変わることにつながると思う。

そして論争にあまりパワーを使いたくない。

「こういう考えの人もいるよ」

派手でうるさい昭和コメントと比べれば、
確かに声は小さく目立たないかもしれない。

でも必要な人に届くように、
片隅で繰り返し、めげずに
細く、長く、しっかり言い続ける。

自分たちはそういう役回りなのかな、と。

思ったりする次第。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。