届けたい思い

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インタビュー事例集が9冊。
そしてそのほかの書籍を5冊。

これまで発行してきた。

すべて不登校をテーマにしたものだ。

計14冊。

そして今月、15冊目を発行する。

ときに「不登校新聞」は
日本で唯一の不登校専門紙だ。

でも出版社で不登校だけを
専門にしているところって、
実は他にないんじゃないかな?

僕らも「日本で唯一の不登校専門出版社」
を名乗って言ってもいいのかもしれない。

1冊2冊はともかく、一応15冊までこうして
ラインナップして現に販売してるのだから。

――とは思いつつ。

実は自己認識としては僕らそんなに

「出版社」

ではなかったりするんだよね。

まず何より書店に卸していない。

ということも大きいのだけど、、、

ただそれ以上に思っていることがある。

自分達がしていることは単に

「本を作っている」

ということ、そのものじゃない、と。

本という「器」はあくまでも
「手段」でしかなくて。

お子さんの不登校という経験を通して、
僕らびーんずネットの本と出会う。

ここから色々始まってほしいんだよね。
僕らの願いとしては。

例えば自分を深めていくこと。
例えば新しい価値観に馴染んでいくこと。
例えば同じ思いを持つ人たちと繋がること。
例えば自分の生き方自体を変えていくこと。

などなど。

そのひとつのきっかけになるための、
いろいろな「届けたい思い」があって。

その「思い」を著者の方と一緒になって
共鳴しつつ、書籍の形に閉じ込めている。

まるで真空パックするみたいに。

そんな感覚がある。

シンプルに突き詰めていうならば。

あなたの明日が1ミリでも
良い形で良い方向に向かう、
その手助けがしたいのだ。

だから別に本という体裁でなくても、
本当はいい。ぜんぜんいい。

例えば最近はちょっと
開催頻度が落ちているけど、
セミナーという形であってもいい。

ただセミナーも沢山開催してきたけれど、
より広く、時間・空間・人数の制約なく
届けられるのが本という形式だ。

それに今やオンラインでも無料で
セミナーや講演会をやってるところも多い。

僕らは助成金も何ももらってないので、
やっぱり「無料」には太刀打ちできない。

夫婦2人で助成金のための労力割けないし、
正直「集客」できゅうきゅうとしたくない。

なのでね、セミナーの開催よりも目下
より書籍の発行にシフトしつつあるだけで。

もともとの根本は、あなたの明日が
1ミリでも良い方向に向かう、
その手助けがしたいことに変わりはない。

あ、今これ、完全に単なるポエムな
一人語りになっちまっているな……。

着地点が見つからんぞ、
おいコラ、ジュンイチ!

完全にお後がヨロシクないようですが。笑

俺っちには苦し紛れの決め台詞がある。

はい、みなさん、ぜひご一緒に↓

「今日も良い一日を」

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。