今は、これでよい

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「今は、これでよい」

どうしても、そうは思えない。

ネガティブな思考が次から次へと
泉の湧き水のように心の中に満ちてしまう。

それはなぜなのか?
そしてどう対処すればいいのか?

それがとてもわかりやすく
説明されていて。

それでいて「なるほど」と
深く納得のいく形で
コンパクトにまとめられている本だった。

自分を認めてラクになれる対人関係入門、

『それでいい。』

を読んだ。

内容については深く触れない。

ひと言で言ってしまえばタイトル通りで、

「それでいい。」

と丸っと認めてしまえばいいのだけど、
なかなかそうは簡単に行かないのが
人間というものだ。

その辺りをていねいに紐解きつつ、
対人関係の「ズレ」と「役割期待」
という視点から理解を深めていく本だ。

コミック形式だから
あっという間に読めるのも助かる。

興味ある方はぜひアマゾンの内容紹介や
レビューを読んでみてください。

本の主題とは少し逸れるのだけど。

僕が一番響いたのは
「今は、これでよい」
にまつわる2つの文章だった。

「今は、これでよい」というのは、怠け心につながると思うでしょうか? しかし、人間の変化は現状の肯定からしかあり得ないのです。今の自分を否定し続けていると、地に足の着いた変化など起こせないのです。まずは、「事情を考えれば、今の自分はこれでよいのだ(当然なのだ)」ということを認めた上で、「でも、できればこういうふうになっていきたいな」と思えれば、実際に変化は可能でしょう。

人は、成長する存在です。いくら口で「自分はこのままでよいのだ」と言っていても、ちゃんと前進するのです。逆に、「今は、これでよい」と思えない人は前進しない、ということを臨床経験から感じています。考えてみれば、現在の自分を肯定することもできずに、実のある前進などができるのでしょうか。
自分には「事情」がある。その結果として、現在いわゆる「ネガティブ」な感情を感じている。それは、それ以上でも、それ以下でもないものだと思います。

今は、これでよい。
事情を考えれば今はこれでいい。

まずはそうやって現状を肯定してみる。

なぜなら変化は現状の肯定からしか
あり得ないのだから。
今の自分を肯定することもできずに、
実のある前身などできないのだから。

なんかね、こうやって
明快に言ってもらえるとね。

じわっと元気が出るなあと。

思いました。

ってここだけ引用しても、
まったくちゃんとした説明になってない。

だけど、いーんです。

今日はちょっと自分勝手に
一人で納得して終わります。笑

ご興味ある方はぜひ。
とってもわかりやすくて良かったです。

良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。