間近な実例

 

 

4月に入学してから2ヶ月。

我が家の19歳はなんと、
これまでのところ皆勤賞である。

一度だけ寝坊して少し遅刻したようだ。
でも授業は一度も休んでいない。

毎日毎日、通っている。

しかもキャンパスまで電車で片道1時間半。
それも週に4日、1限を取っている。

だから毎朝6時半すぎには家を出る。

最初だけかな?

と思って見ていたけれど。

2ヶ月普通に続いているからきっと本物だ。

思い返してみれば――。

小学校は3年生の11月以降、
1日も通わなかった。

中学校は文字通り3年間、
1日も通わなかった。

高校は年に一度、
2泊3日のスクーリングだけ。
要するに3年間で出席は9日。

塾に通い始める去年の7月までは
完全なる「無所属新人」だった。

10年間、学校という場とは
まったくもって縁がなかった。

そういう人が、だ。

このトランスフォームだ。

あんなにゲーム三昧、勉強皆無、
昼夜逆転の自宅警備員だったのに。

でもね、こういうことなんだよね。

本人が好きでやりたいと思うこと。
それに勝るものはない。

別に大学入ったからいい、
とはまったく思っていない。

でも本人が嬉々として
楽しく日々を過ごしていること。

大学という場が彼に合っていること。
喜んで好きなことを学んでいること。

それがいい。実にいい。

そう思って見ております。

親は黙ってればいい。
本当にそれに尽きる。

本人のスイッチが入る時が必ずある。

改めて実例を間近に見ております。

あ、入学おめでとう系のお祝いは
特に不要ですのでよろしくお願いします。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。