「お母さん、見守ってるだけじゃ
不登校は絶対に解決しませんよ」
というのは、不登校の子を持つ親にとって
一番動揺を誘う言葉でもあり。
脅すのであれば一番効果的な言葉でもある。
そしてこうやって脅す人はとても多い。
このままだと将来ひきこもりになりますよ。
お母さん、先に死ぬのは親なんですから。
今すぐ行動を。無料相談にお申込ください。
などなど。
本当に罪なこと言う人たちだと思う。
でね。
この「見守る」という行為は
一番誤解をされやすい言葉でもあると思う。
「見守るとは、どういうことか?」
よくある勘違いはこれだ。
親の希望は言わない。
子どもの希望通りにする。
何もしない。放置放任。
だって何かしたら壊れてしまうから。
とにかく当たらず障らず腫れ物扱い。
それが見守りなんだ、と。
思っていらっしゃる方は多いと思う。
えーっとね。
結果的に子どもにあれこれ言わないこと。
その事実は合っている。
でも中身というか、内面が全然違います。
じぇんじぇん違う。
「じゃあ見守るってどういうことなのよ?」
いい質問です。
これはあくまでも僕なりの解釈ですが、、、
ひと言で言うとこうなる。
しっかり関心を寄せつつも、
余計な干渉はしない。
というのが見守りなんじゃないかな?
まずみなさん間違えているのが、
「何もしてはいけない」
と思い込んでしまっていることだ。
関心を寄せていけない訳じゃない。
ただし目を皿のようにして
四六時中「見張って」しまってはダメだ。
余計な干渉はしちゃいけない。
でも放置放任する訳じゃない。
例えば――。
日々の生活の中での子どもの小さな変化。
それにはむしろ関心を持ったほうがいい。
「ああ、最近少し食欲が出てきたな」
「夢中になってるゲームが変わったのかな」
などなど。
ただし、求められてもいないのに
アドバイスしたり、子どもを
問い詰めたりするのはダメだ。
「もう少し勉強くらいしたら?」
「来年もう受験だよ。進路どうするの?」
などなど。
余計な干渉はしない。
ただし求められたら親の意見は言っていい。
別に何も言っちゃいけない訳じゃない。
とにかく注意したいのは押し付けないこと。
つまり、しっかり関心を寄せつつも、
余計な干渉はしない。
何もしちゃいけない。
何も言ってはいけない。
ぜんぶ子どもの言う通りにする。
まったく放置放任しておく。
それは見守ることじゃない。
っていうか解釈があまりにも極端すぎる。
子どもがどんな状態にあるかどうか。
それにはしっかり注意を払う。
ただし親の意見や価値観を押し付けない。
例えばこんなイメージはどうだろう?
車の運転をしているイメージだ。
子どもの人生のハンドルは、
子どもが握っている。
あなたが助手席から手を伸ばして
グイッとハンドルを切っちゃいけない。
運転者はあくまでも子ども自身。
あなたは助手席に座っていて
周囲の安全には最大限気を配る。
本当に危険ならそれは伝えるべきだ。
でも細々したことなら言うのは控える。
「ほら、今のうちに早めに車線変えないと」
「もうちょっと車間距離取ったら?」
助手席から夫にいちいち小言を言われたら、
あなた運転しててどう思いますか?
「ガタガタうるせーな、バーロー」
っていう気分になりますよね?笑
子どももきっと同じです。
見守るってそういうことじゃないかなと
僕は思ってます。
しっかり関心を寄せつつも、
余計な干渉はしない。
腑に落ちていただけたら嬉しいのですが。
今日も良い1日を。
P.S.
昨日の僕の記事の効果なのかなんなのか、おかげさまでインスタのフォワロー、今朝の時点で105人にまで増えました。
フォローいただいたみなさん、ありがとうございました。
まだの方はぜひ!
びーんずネット公式インスタグラム
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