読んでるこちらが
カッカしてしまう記事だった。
10歳の息子の不登校を認めない夫の話だ。
夫は国立大を出て、有名企業で
着実に出世しているエリート。
「学校行かないとロクな人間になれないぞ」
そう怒鳴るばかり。
息子はいつも体を硬くして黙り込んでいる。
母親のヤスコさん(仮名)は違う。
転校してもいいし、フリースクールへ
行ってもいいと思っている。
実際フリースクールに見学に行くと、
そこで見た木工細工に息子は夢中になった。
久々に見た彼の明るい顔だった。
しかしそれを夫に話しても、
「そんなところに行っても仕方ない」
と文字通り一蹴。
せめて夫婦の言い争いだけは
息子に聞かせたくない。
「大声を出さないでほしい」
とヤスコさんが夫に頼んでも
「聞かせてやればいいんだ」
と平然と言い放つ。
「自分のせいでどれだけ周りに
迷惑かけてるか知ったほうがいい」と。
義両親は「自分たちに預けなさい」
とヤスコさんに迫ってくる。
私たちは子どもを立派に育て上げてきた。
うちは学者やエリートの家系だ。
孫が不登校だなんて恥ずかしい。
夫も義両親に同調する。
環境を変えるのが一番だ、
だいたいお前が甘やかしすぎなんだ、
とヤスコさんを責め立てる。
もうね、こうやって書き出しながら
胸が痛くなってくる。
この親にしてこの夫なんだなあ、と。
もはや宗教なんだろうな。
学歴やらエリートという名の。
救いは?
やっぱりヤスコさんだと思う。
負けずにとことん、
息子さんの味方でい続けてほしい。
ここでぐだぐだ書いても
仕方のないことなのだけど、、、
願わくば。
ヤスコさんがこのブログを読んで、
「一人じゃないんだ」
そう感じてくれたら――。
ああ、しかし、まったくもう!
だよな。どうにもこうにも。
今日も良い1日を。
P.S.
昨日観た映画が物凄く良かった。
「最高に胸が熱くなる」
って予告編にある通りだった。
断然おすすめです。ぜひ。
記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。
更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!
コメントを残す