罪悪感を持たせてしまうのは避けたい

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7歳の小二次女。

感受性が鋭く、大人からすると
「ちょっとしたこと」で泣き出してしまう。

例えば給食が目の前に並ぶと
泣き出してしまう。

「ちゃんと全部食べきれるかどうか」

それが心配で泣いてしまうのだ。

あるいは――。

宿題が全部できるかどうか、
心配で泣いてしまう。

お父さんがレゴを踏んで
痛がっている様子を見て泣いてしまう。
などなど。

こういうとき、
親や先生は泣きやませようとしたり、
なぜ泣いているのか、
理由を聞き出そうとしがちだ。

でも感情が高ぶっている子どもに
そうすることは、逆効果だ。

泣きやませよう、理由を聞き出そう、
という行為は、子どもに
「自分が悪いことをしている」
と感じさせてしまう。

そうではなく。

「ちゃんと「食べきらないと」って
思うから心配になっちゃうんだよね」

「悲しいよね、たくさん泣いていいからね」

こういうふうに受け止めると、
子どもはある意味、安心して
のびのび泣くことができる。

子どもは、高ぶった感情を制御する術をもっていません。
だから、まず何はともあれ、多少でも感情を発散させて、感情の勢いを弱めてあげないといけません。
その為に「待ってもらう」ってことがすごく重要だと私は思うんですよ。

で、やっぱり急に泣き止ませようとされたり、親も急いで理由を聞き出そうとしたりしたら、多少なりと「自分は今悪いことをしているんだ」という気になっちゃうことはあると思うんですよね。
ただ、自分でもどうしようもない状況で、かつ「泣いてしまっている」という形で罪悪感を持たせちゃうの、出来れば避けてあげた方がいいと思うんです。

これって、本当にそうだなあ、と。

そしてこの構造は「不登校」にも
とても似ている気がした。

登校させようと促したり、
理由を聞き出そうとしたり。

(あ、コレ思いっきり
かつての僕のことです…。反省)

親は「良かれ」なんだけど、でも
そうすることで、子どもに罪悪感を
持たせてしまうのは避けたい。

ぜんぜん不登校の話じゃないのだけど、、、

そんなことを重ね合わせながら読んだ。

考えさせられた記事だった。
お時間あれば、ぜひ全文を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。