異次元の不登校対策とは

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異次元って言葉、なんかイラッとする。

そう言ってさえおけば
「決意の大きさ」
を示せる、と安直に思ってやがる。

「学校に行きづらい子供らにさまざまな居場所を提供できるよう、取り組みを前に進めていきたい」

これは別に噛み付く内容じゃない。

それは重々わかってる。

でもね、なんだろうな?

学校に来れない可哀想な子たち。
その子たちもちゃんと救ってあげるよ。
忘れてるわけじゃないからね。

どこかそんな甘っちょろい
ニュアンスを感じてしまう。

ちっとも「異次元」の匂いがしない。

本当はそうじゃない。

子どもたちにそっぽを向かれてる
今のつまんない可哀想な学校。
その場所を選ばれる魅力的な場所に変え、
従来なかった選択肢も圧倒的に増やす。
全てをゼロベースで見直していく。

今求められてるのはこっちの方だと思う。

それこそが今までとは違った
次元に向かうことなんじゃないのかと。

いや、大変だとは思うよ。
抵抗勢力だらけだから。

でも異次元って口にするのなら、
少なくともそれぐらいの
覚悟は見せてほしい。

それとももしかして
メタバースのことを異次元って思ってる?
(まさかね)

学校に来れない可哀想な子たちが
増えているんじゃない。
学校という場が今や子どもたちに
大きくNOを突きつけられている。

そう認識を改めることから
全てを始めなきゃいけない。

いつまで経っても、何でもかんでも
対処療法なのだ、この国は。

根本的な発想のズレがあるし、
それに気づかないことこそが問題だと思う。

中小企業なら絶対潰れてるよね、本当に。

なあんてね。

片言隻句にイチャモンつけてみました。

不機嫌撒き散らしてスミマセン。

今日も明るく元気に行きましょう!
(とってつけてみた)

良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。