忍介はコスプレ好きだ。
最初は忍たま乱太郎だった。
小学一年の時のハロウィンの仮装が受けて、
以降、彼はコスプレイヤーだ。
毎年趣向を凝らした仮装をしてきた。
今年はなぜか「ペストマスク」にご執心で。
昨日、アマゾンで注文したそれが届いた。
ペストマスクって、ご存知ですか?
僕は知らなかった。
ヨーロッパでペストが大流行した際、
ペスト医師がつけたという、
くちばし型のマスクだ。
黒い革でできていて、
見た感じはまさにカラスそのもの。
丸く目のところだけガラスになっている。
朝起きると、リビングにいる忍介が
シレッとそれをつけていて、
頭はパーカーのフードで覆っている。
もうね、その図がなんとも
シュールで。おかしくて。
そしてペストマスクの来歴をとうとうと
父親に話してくれる15歳。
「お父さん歴史好きなのに
ペストマスク知らないの?」
ああ、知らない。知らないさ。
悪かったな!
しかし、アレだ。
本当に「興味」こそがすべてだな、と。
「世界史なんてつまんない。
なんでこんなもん覚える必要があるか、
まったく意味わかんないし」
と忍介殿はのたまう。
ただ、ヨーロッパのパンデミック史には
やたら詳しい。
スナイパーのシモヘイヘだってそうだ。
人は興味があればこそ、知ろうとする。
逆に言うならば。
興味という火種のないところに
無理やり風を送っても、
火はつかないよなあ、と。
なんかね、いわゆる「教科」の「学習」って
どうなんだろうね?
どうしてもそう思ってしまう。
こんなペストマスクからの学びを見ると。笑
と、、、
神奈川県川崎市高津区の金子家、
日曜朝のシュールなリビングから
中継でお伝えしました。
今日も良い1日を。
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