ちょっとした思い込みからの解放

 

 

 

 

今日も日記です。

昨日は封入作業は午後にまわして、
午前中は映画を観に行った。

『ペリリュー 楽園のゲルニカ』だ。

実はコミックは全巻、大人買いしてあった。

でも最初の2巻だけで積ん読になってた。

絵柄は、かわいらしい。
でも内容はものすごくヘビーだ。

それにコミックと違って、映画には
迫力の動きも音も、加えて色もある。

かなりの覚悟を持って観に行った。
だけど、想像の2倍以上キツかった。

全身、完全にグロッキー。

現実を取り戻すために本屋さんに逃げ込む。

21世紀の日本の本屋は楽園だ。

玉砕の島の地獄をさんざん見た後には
本物の天国にしか見えない。

本棚の間を徘徊することで、
ようやく少しグロッキーが収まってきた。

そんな中で、ふと目についたのが
このレシピ本だった。

もう、表紙だけで一瞬でやられた。

「フライパンひとつ」
「家フレンチ」

というタイトルの文言。

そして

「鶏肉・玉ねぎ・塩だけで
フレンチが作れる」

という帯のキャッチコピー。

この3つのワードが束になって
53歳のおっさんの胸を鮮烈に射抜いた。

いや、あの、私、パスタはですね。
実はけっこう自信があるんです。

かれこれ20年近くになるかな?

まだスーパーにバジルやアンチョビなんて
並んでもいない時代から週末、せっせと
レシピ本を見ては作ってきたのでね。

イタリアンなら今はレシピ見ずとも
割となんでもすらっと作れる。

でもフレンチってね、
謎のコンプレックスがあって。

なんか作るの小難しそうだ。
特にソースはレシピが複雑なんだろう。

「あれはお店で食べるモノ」

という意識が強かった。

でも「家フレンチ」だと。
鶏肉と玉ねぎと塩「だけ」なんだと。

「本当に?」

はい、やってみました。
一番目の「鶏もも肉の軽い煮込み」。

簡単じゃねーか! 手軽じゃねーか!
でもってうめーじゃねーか!

家フレンチばんざい!!

要するに、、、

肉にはしっかり焼き色をつけろと。
あとは事前に肉の重量比0.5%の
塩をふってちゃんと10分おけと。

どのレシピ読んでも必ずそれが書かれてる。
ここがキモなんだよね、きっと。

あ、ひとりで興奮して見苦しいですね……。

何が言いたいか?

いや、嬉しいんです。本当に。単純に。

ほんのちょっとした思い込みからある意味、
晴れ晴れと解放された。

「フレンチは外で食べる手の込んだモノ」

という思い込みがガラッと外れた。

ガラッと外れましたよ、本当に。

来年はこのレシピ本を完全制覇する勢いで!

パスタ純ちゃん改め、
新・フレンチ純ちゃん目指します。

いやーん、今度はオシャンティーな
野菜のヴルーテ作っちゃうからね。

ヴルーテ! なんて素敵な響き!!

ボンジュール、今日も良い一日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。