人類が最後にかかるのは
希望という名の病気だ、
と言ったのはサン・テグジュペリで、
広めたのは寺山修司だ。
でも正直、実はこの言葉の
言わんとするところがピンと来ていない。
もじってみた。
人類が最後にかかるのは
「昔は良かった」という名の病気だ。
(金子純一)
昔は良かった、と言う人は多いし、
僕もときどき言っちゃうこともある。
でも、、、
言うほど良かったのかなあ、
と思う部分もあって。
例えばカメラ。
昔は一眼で撮影すること自体が難しかった。
ピント合わせやフィルムの現像という
撮影以外の部分で知識も技術も必要だった。
機材も高いし気軽に手を出せなかった。
そうですよね?
でも今やどうだろう?
スマホで撮影したものだって、
ある程度のものに見えたりもする。
今、僕ら夫婦で作っている
不登校のインタビュー事例集だって、
ちょっと前までは、専門家の手を借りずに
二人きりで作ることなんてできなかった。
デザインや編集、写植や印刷なんかの諸々は
昔はプロや職人さんたちの「聖域」だった。
だから金額も時間も何倍もかかった。
そういう意味ではいい時代になったと思う。
技術的な部分が便利になったぶん、
逆に本質が問われるようにもなった。
ピント合わせや現像に縛られないからこそ、
いい写真を撮ることができるという能力は
逆にさらに価値が高くなった、と思う。
時代は変わる。どんどん変わる。
便利になった部分を活かして、
より必要なことにフォーカスもできる。
えーっと…。
何が言いたかったのか?
うまく着地できなくなってしまった。笑
不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』第2号。
押せ押せではあるけれど、予定通り
何とか完成に向けてギリギリ進んでいる。
以上、進捗報告でした。
今日も良い1日を!
P.S.
東京新聞に紹介いただきました。
こちらも、是非。
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