取材ではレコーダーを使う。
そのほかにバックアップとして
必ずiPhoneでも録音する。
レコーダーの電池切れ。
万が一の録音ミス。
それは万死に値する。
なので録音のバックアップは必須。
そしてインタビューが終わったあとは、
レコーダーの音声データをPCに取り込む。
僕が音声データの文字起こしに使うのは
Amazon Web Servicesだ。
従量課金制だし、なんせ精度が悪くない。
いちいちログインしたりデータ上げたり
コードをコピペしたり、あれこれ使い方は
正直若干、面倒なところはある。
でもコロナの頃に出会って以降、
もう何年も重宝してきた。
ところが――。
昨日、衝撃的な事実を知った。
iPhoneの録音はあくまでもバックアップだ。
レコーダーのデータをPCに取り込んで、
AWS上で書き起こしている。
でもね、ご注進、ご注進!
姉さん、事件です。
iPhoneの音声データ。
コレすでに文字起こしできてるんですよ!!
「え? どゆこと?」
だから録音データをタップすれば
「文字起こしを表示」ってすぐ出るの!
つまり、iPhoneでは録音と同時に
勝手に文字起こしができているんです。
もっかい言っちゃう。
録音と同時に勝手に文字起こしができてる。
勝手に文字起こしできているんだよ、姉貴!
いや、もちろん比較しましたとも。
俺が今まで使っていたAWSと
iPhoneの文字起こしの精度を。
結果は?
精度はどっこいどっこいだった。
いや、本当に。
参った。参ったよ、さすがに。
これならもう、ぜーんぶ
iPhoneの書き起こしでいーじゃんね!
だってこれ無料だもん。
「従量課金制で今まで払って来た俺の……」
いや、やめよう。セコいこと言うのは。
思い返せば数年前、
AWSを見つけたときは歓喜した。
文字起こしの精度の良さ。
その精度の良さに冗談抜きで落涙した。
でも今や文字起こしは無料だ。
考えてみればZoomも普通に今や
書き起こしから要点まとめた
「議事録」を出してくれるよね。
シレッと。簡単に。
かなりの精度のものを。
Zoomを使い始めたコロナ直後は、
こんなことは考えられなかった。
何が言いたいか?
AIは恐ろしい勢いでどんどん進化する。
もう革命ですよ、革命。共和国ばんざい!
文字起こし、それは今や完全に無償で
あまねく人民に民主的に提供されている。
ほんの数年前まではまったく
考えられなかったことだけれども。
つまり今やインタビューの文字起こしなんて
誰でも・簡単に・無料で・享受できる。
そして「要点のまとめ」ならAIは無敵だ。
人間のアナログさは絶対太刀打ちできない。
だから、今後本当に価値が出てくるのは
「細部の編集」だ。
のぺっと平たくまとめるんじゃない。
それは絶対的にAIの得意領域だ。
そうではなく――。
どれだけザラっとした手触りを残せるか。
つまり、いかに人間くさい、
その人らしい言葉や言い回し。
それを残しながら、飽きさせずに
無理なく読める文章にまとめるか。
これは文章を書くのも同じだね。
「AI純ちゃん」もそれなりの文章は書く。
でも俺にしか出せない言葉。
俺にしか思いつけない発想。
俺にしかない、俺という人間の匂い。
それをどれだけ出せるか?
出せたとして面白く響かせられるか?
読みたいと興味をそそらせられるか?
それこそが人間が書く文章や
人間がわざわざ編集する「意味」になる。
よりシビアに。
でも考えてみれば魅力的な未来でもある。
何度もこれまで言ってきたことだけど、
以前は「書き起こす」工程だけで
もう相当に疲弊していた。
今は違う。
書き起こしはAIが起こしたものを
ほとんどチェックする感覚だ。
この工程にかける時間は圧倒的に減った。
その分、編集作業に集中できる。
その分、クオリティも上げられる。
「はいはい、純ちゃんの興奮はもう
じゅうぶんにわかりましたから」
というあなたの心の声が聞こえたので、
ここら辺でやめます。笑
いやー、すげー時代だ。
ということで、経費削減。
これからは書き起こしにはもう
一切、お金を払いませんからね。
(ごめんね&今までありがと、AWSさん)
今日も良い一日を。
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