今日も日記です。
(毎回日記ですみません)
昨日は人間ドックだった。
大腸内視鏡検査をする。
そのために下剤を飲んで
腸をすっかり綺麗にする必要がある。
飲み終わったらひたすら水を飲む。
とにかく便が混じらなくなるまでやる。
これ、もう何度もやっていてね。
実は毎回、なかなか綺麗にならなくて
純ちゃん肛門から血が出るまで苦しむ。
ところがたまたま前回は、
体調を崩していて。
検査前日お粥しか食べられなかった。
それが絶大に功を奏した。
翌日の下剤がすごく上手く行った。
「そうか、お粥がいいのか」
これに味を占めて、今回も
前日は3食お粥で過ごした。
(けっこうキツかったけどね)
その甲斐あって、昨日の検査当日。
もう早々にすっかり綺麗になった。
検査に適する形になったかどうか。
便の状態を看護師さんに
確認してもらう必要がある。
通常はなかなかOKが出ない。
でも昨日はすんなり進んだ。
「ああ、もう次で大丈夫そうですね」
大勝利!!!
今回も楽勝になりそうだ。
と・こ・ろ・が、だ。
その次からまた元の状態に戻ってしまった。
つまり便がまだ混じって出てくる。
おかしいなあ?
「お水いっぱい飲んでみてくださいね」
便のチェックをしてくれる
若い看護師さんが笑顔で言う。
根性で水をがぶ飲みする。
でもいつまで経っても綺麗にならない。
水の飲み過ぎで気分も悪くなる。
そしてお約束の状態、
つまり肛門に血が滲むようになる。
あー、いてーよー兄貴。うえーん。
「あの、すみません、もうお尻痛くて。
下剤を追加でもらうことできないですか?」
辛抱たまらず恐る恐る看護師さんに
申告してみるも、手順的にだめらしい。
「じゃあ浣腸しましょうかね?」
か、か、か、か、か、か、か、か、か、
浣腸、ですか?
いや、もちろん純ちゃん大人なんで
浣腸とやらがどういうものかは
よーく知っている。
しかしまさか、そんなの
自分の人生でやる羽目になるとは
1ミリも想像したことがなかった。
しかも今の俺の肛門は超絶デリケートだ。
羽毛で触られても血が出そうなくらいなのだ。
そんな状態で浣腸なんかされたら、
「パトラッシュ、ぼ、ぼ、僕はもう……」
(この間0.001秒)
「すみません、よろしくお願いします」
逡巡を超えて口をついて出たのは
まさに「大人の言葉」だった。
これ以上、迷惑はかけられないだろ?
僕の耳の後ろで忌野清志郎が歌い出す。
大人だろ? 勇気を出せよ♪
「じゃあ少しズボンを脱いでください」
看護師さんは若い女性だ。
純ちゃん彼女に尻の穴見せなきゃいけない。
しかもオッサン浣腸されちゃうのだ。
この恥ずかしさタルヤ!
大人だろ? 勇気を出せよ♪
はい、勇気を出しました。
よろしくお願いします。
意外にも全然痛くはなかった。
下腹に少し違和感が出る程度。
「はい。終わりました。
すぐ便意が来ると思いますけど、
このまま5分我慢してくださいね」
え? 5分? 我慢?
「タイマーをセットしました。
これが鳴るまでトイレで我慢してください」
えええぇ?
トイレに入って渡されたタイマーを持つ。
便意はもちろん強烈に突き上げてくる。
タイマーのデジタル表示を睨み付ける。
3分47秒、46秒、45秒。
いや、大丈夫。
マラソンランナーは我慢強いのだ。
うそつけ!
苦痛に一番弱いのが純ちゃんだろ?
採血の注射だって怖いガキンチョのくせに。
ああ、早く解脱したい。
神さま、仏さま、稲尾さま……。
1分59秒、58秒、57秒。
膝をかきむしる。指を組み合わせる。
天井を見上げる。太ももを叩く。
そしてついに!!!
待ちに待った念願の瞬間が迫ってくる。
10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0。
「発射!!!」
スペースシャトル・コロンビア号、
今宇宙へ向かって旅立ちます。
たぶん2mmくらいは重力にさからって
純ちゃん便座から浮いたんじゃないかな?
ただ、正直に言う。
5分間必死に耐え続けたに値するほどの
感動的エクスタシーではなかったかな。
出ました。良かったですね。以上。
何が言いたいか?
かくも日常はアンチクライマックスだ。
アンチクライマックスだよね。
本当に。つくづく。単純に。嫌になるほど。
でも面白おかしくこうして大袈裟に
ふざけてブログに書くことはできる。
――ということで。
アンチクライマックスな日常にいかに、
「いとをかし」を見出していくか?
教えてくれ。
それが人生って奴なのか、冬のリビエラよ?
あ、古すぎてすみません。
昭和47年生まれ54歳なんです。ご容赦を。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日も良い1日を。
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