あれから四半世紀経って

 

 

毎月の会報誌と隔月のニュースレター。

それをびーんずネットでは作っている。

なので毎月下旬は編集が大詰めになる。

若い頃は音楽に夢中だった。

バンドを組んで自作の曲を
ライブハウスで演奏したりもした。

ごくごく少ない数ではあったけど、
ファンのように毎回、僕らのライブを
見に来てくれる人たちもいた。

自分たちの演奏で誰かが笑顔になる。

大きく言えばそう願っていた。

でも現実は厳しい。

「いい加減、夢を見るのはヤメロ」

だから20代後半ですっぱり諦めて
それ以降は会社員に専念した。

赤のリッケンバッカーは今も
虚しく押し入れに入ったままだ。

あれから四半世紀経って。

僕らは今、夫婦で本を作って売っている。

自分たちの発信で誰かが笑顔になる。

大きく言えばそう願っている。

僕は毎朝ブログも書いていて。

少なからぬ人が僕の書いたものを
なんと毎日読んでくれている。

幸せなことだよね、本当に。

残念ながら20代の頃の僕らの音楽は
ごくごく少数の人にしか届かなかった。

でも25年の時を超えて、
まことに不思議な縁で、、、

そして形は「不登校」をテーマに
大きく変わっているにせよ。

少なからぬ人に、
自分たちが届けたいものを届けている。

何が言いたいか?

いや、幸せなことだよ純一サン。

今日も編集作業に励む。

正直、脳味噌は本当に疲れる。

たぶん、あなたが思っている倍くらい、
僕らは手間暇をかけて作ってる。

ってあんまりこういうことは言いたくない。

飄々と、淡々と、ラクラク軽々、
しゃーしゃーと作っているように見せたい。

「こんなの軽チンだぜ」と。

でも実情はそうじゃない。

もちろん楽しんでやってはいる。

でもやっぱり何かを作るのは
それなりに大変だ。
手間も時間もかかる。
気分が乗らないことだってある。
定期発行だから締切もある。

だからこそ――。

今の自分たちの幸せ、つまり、

少なからぬ人に、
届けたいものを届けている。

その嬉しさを噛み締めようぜ。

ということで、午前中はがんばる。
(いいぞジュンイチ)

午後はフロンターレをDAZNで応援する。
(楽しめジュンイチ)

でもフロンターレよりむしろ今日は
京都が鹿島に勝つことを応援したい。

そんなマニアックな独り言はやめとけ。笑

良い一日を。

プロフィール写真

 

記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。

更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ 

Sponsored Link



まず親が幸せになる|びーんずネット

不登校のセミナーやカウンセリング、インタビュー事例集をお届けする活動を夫婦でしています。ぜひご覧ください。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。