辛さの源はすべて子どもの状況

 

 

 

まーた学校休んだよ。

いい加減にしろっつーの!

一学期は友達もできて、
楽しそうに通ってた風だった。

なのにホラ、また出た。
お約束の体調不良。

高校に入る前はあんだけ夢を語ってさ。

キラキラの青春を
取り戻すだとかなんだとか。

今は鬱っぽい?

やるべきことやってないくせに、
いい気なもんで。

悲劇のヒロインのつもりかよ?
毎日ゴロゴロしてるだけなのに。

言っちゃ悪いけどさ、
鬱になりそうなのこっちなんだよ!

高い学費払ってるのにドブに捨て続けるの、
もういい加減やめてほしいんだよ。

嫌なことあっても耐える力。
ホント不登校は身につかないよね。

辛かったら別に行かなくていい。

そんな今の社会の風潮が
子どもを甘やかしている気がする。

あー、ったくもう。

いい加減にしろっつーの!!!

――などなど。

学校苦手な子を持つ親としては、
今が一番心が揺れる時期だと思う。

でもさ。

もちろんこれは架空のあるあるだけど、
こうやって書き出してみて思う。

「全部子どものこと」だよねと。

ここには圧倒的に「あなた」が不在だ。

唯一、鬱になりそうだということ。
子どもの不登校にイラついていること。

それだけしかわからない。

いや、あなたが辛いのもよーくわかる。

でもその辛さの源はすべて、
「子どもの状況」から発生してる。

そうですよね?

なので提案です。

一旦、子どもから目を離してみませんか?

いろいろ言いたいのもよーくわかる。

でも、あえて僕は聞きたい。

あなたはどう生きていきたいの、と。

「見守り沼」なんて悪態ついて、
いつまでも子どもの状況に
振り回され続けて本当に生きていたいの?

そうじゃないですよね?

言葉がきつかったら申し訳ない。

でもやっぱりね、こうして書いてみて思う。
ぜんぶ、子どものことだよねと。

それよりも――。

あなたは?

あなたはどう生きていきたい?

夫とは本当はどういう関係でありたい?
親とはどういう関係でありたかった?
自分が本当にしたかったことは何?
今まで表に出してこなかった本音は?
子どもの頃に夢見てたことは?

結局あなたはこの先、どう生きたいの?

それを、まずは書き出してみる。
黙って聞いてくれる人が
もし身近にいるなら話してみる。

もちろん、愚痴を吐き出すことは大事だ。
でもそれだけではどこにも行けない。

あなたを取り戻しましょう。

自分を取り戻す。

そのために必要なのは
「情報」と「繋がり」です。

昨日に引き続き、びーんずネットの
直近のイベント情報貼っておきます。

もしピンと来るものがあれば、ぜひぜひ。
お待ちしています。

今日も良い1日を。

プロフィール写真

 

記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。

更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ 

Sponsored Link



まず親が幸せになる|びーんずネット

不登校のセミナーやカウンセリング、インタビュー事例集をお届けする活動を夫婦でしています。ぜひご覧ください。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。