それも、大事にしないとね

 

 

大学に入ってからというもの、
人と関わることがものすごく増えた。

一方で。

今は自分でじっくり考える時間が取れない。

思い返せば、
ひきこもっていたときは良かった。

自分一人でじっくり
考える時間があったから――。

ふと、そう漏らしたのは
我が家の大学2年生で。

「へえ」

と思いませんか?

コロナ禍の優等生。
昼夜逆転の自宅警備員。
文字通り家から一歩も出ない、
よくしゃべる明るいひきこもり。

数年前の彼はそんな姿だった。
(このブログでも散々書いた)

でもその時間は無駄じゃなかった。

一人でじっくり考えていたのだ。

何が言いたいか?

あんまりきれいなことは言いたくない。

でもやっぱり思う。

はたから見れば一見、無駄に見える時間。

でもその価値は他人が決めることじゃない。
本人にとっては無駄じゃないかもしれない。

毎日大学に通ってサークルの部長を務めて、

――というのは、はたから見ればまあ、
かなり充実した生活のように見える。

(そうですよね?)

でも自分でじっくり考える時間は取れない。

「ひきこもっていたときは良かった」

本人がそう言っている。

それも、大事にしないとね。

もっかい言っちゃう。

それも、大事にしないとね。

なんかいつも彼からは
大事な気づきをもらってる気がする。

そしていつもふと、そうやって
サラッと言ったりする言葉が深い。

面白いし、ありがたい。

ハイ、いつもの親バカでしたよ!笑

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。