朝起きる。
注文画面を開く。
本の注文がざーっと入っている。
この幸せをともすれば忘れてしまう。
毎日・普通に・注文が入る。
これ、実は本当にありがたいことで。
嬉しい「まとめ買い」の人もいる。
定期購読会員の方々の会費も日々入る。
そう、これが僕らの収入源なのだ。
本当にたくさんの人に支えられて、
今、こうして好きなように活動できている。
本当にありがたい。
(本当にありがとうございます)
本当にありがたい、と思う一方で。
もっと早く気づけば良かったのにね、
とも思う。
つまり、好きなことをやっても
生きていけるよと。
自分たちが心から有益だと思うことを
しっかり価値あるものにして届けて、
その対価を受け取る循環をつくればいい。
でもそんなの自分には無理だと思っていた。
好きなことじゃ生きていけない。
ずっとそう思っていた。
思い込んでいた。
人生にはデフォルトで
ある程度の我慢が
セットなのだと思っていた。
だから満員電車も営業会議も
人事面談も給湯室のお土産も。
我慢してやるのが当然だと思っていた。
組織に所属して給料をもらうこと。
それが生きることとほぼ同義だった。
会社員じゃなきゃ生きていけない。
会社員を辞めたらたちまち死んでしまう。
そう思い込んでいた。
(キリギリスの呪いだな)
でもそうじゃない生き方もある。
もちろん、どこにも属さず
裸一貫でやっていくのは厳しいし大変だ。
ボーナスなんて優雅なものはないし、
面倒極まりない確定申告だって必要だ。
今はこうしてなんとかやっているけど、
零細個人事業主、なんの保障もない。
でも少なくとも今は嫌な奴の顔色を
うかがっては生きてない。
偉そうに上から目線で何か
モノを言って来る人がいたら、
問答無用でお断りをしている。
やってみて思う。
こっちのほうが断然ストレスは少ない。
もちろん、手取りも圧倒的に少ないけど。笑
でも人生、お金じゃない。
お金はあの世に持っていけない。
死なない程度にあればいい。
それよりストレスで死んじゃだめだ。
僕は以前、ストレスで死にそうだった。
死ななくてよかった。
死ぬ思いをするならやめたほうがいい。
学校も、会社も、なんでもかんでも。
それは、一見逃げに見えるかもしれない。
でもそんなのただの他人の評価だ。
逃げて何が悪いというのか?
にんげんはいつか必ず死ぬ。
僕もあなたも確実に死ぬ。
誠に受け入れ難いことに。
そして唯一あの世に持っていけるのは
楽しく生きたという事実だけだ。
であるならば――。
楽しく毎日を生きなきゃウソだよね。
などなど。
自分に言い聞かせている夏の朝。
さあ、新しい本ができるよ!
またひとつ、新しい循環ができる。
これを届けて、楽しく生き続けよう。
大丈夫。
なぜって俺は運がいいから。
俺は運がいい。運がいいんだ。
おーい、純ちゃんは運がいいんだぞ。笑
などなど。
自分に言い聞かせている夏の朝。
今日も良い1日を。

記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。
更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!
コメントを残す