ラブ&ピース再び

 

 

昨日の講演会はほぼ満席の盛況だった。

ご来場いただいたみなさん、
ありがとうございました。

主催側の自分たちが言うのもナンですが、
はっきり言って良い会だったと思います。

いかがでしたでしょうか?

僕は例によって隅っこで地味に
お手伝いをしていたのだけれど。

思ったこと。

「男性の参加が増えたなあ」

一昔前、と言ってもたかだか
数年前のレベルの話だけれど――。

こういう会に男子がいることは稀だった。

本当に本当に稀だった。
まさに山椒魚とでも言うべき存在、
天然記念物ばりだった。

「びーんずネットのイベントは
男性の参加者が多いですよね」

よくそう言われたりもする。
僕が顔を出して活動しているのが大きい、
とも言われる。

確かに、びーんずネットのイベントの
参加者は男性が多い傾向にある。

それでも僕らの場合でも
男性比率は大体2割がいいところだ。

他のイベントでは、本当に
お父さん参加率は大体きれいにほぼゼロだ。

でもふと気づけば、昨日のイベント。

もちろん2割はいなかったと思う。

でもたぶん1割弱くらい男性もいた。
ご夫婦で参加の方も何組かいらした。

「いやそんなの普通っしょ?」

とあなたは思うかも知れない。

でも古参ぶる訳じゃないけれど。

不登校のイベントに男性って
本当に来なかったんだよ。

あ、今もまだ来ないんだよ。

でも時代は変わりつつある。
少しずつ良い方向に変わりつつある。

と、思いたい。笑

いや、真面目な話、、、

お父さんがもっともっと
積極的に不登校に絡んだら。

保護者だけでなく誰もがもっと
関心を持って不登校に臨んだら。

きっと世の中、もっと良くなるハズ。

みなさんの後ろ姿を見ながら、
そんなこんなを考えてました。

大丈夫。

大丈夫だから。

大人がそうやって芯から愛情を持って
子どもを長く、しっかり支えられれば。

余裕を持った眼差しで見守っていれば。

学校行く・行かないなんて関係ない。

学校行く・行かないなんて関係ないんだよ。

西野博之さんの言う通り、僕らが
「大丈夫のタネ」を蒔いていけばいい。

僕ら「大丈夫のタネ」を蒔けてないよね?

残念ながら。

要は俺らが試されてるんだよ、不登校って。
俺ら大人の、そして俺らの社会の問題。

子どもの問題じゃないんだよ。

そうやって話を小さくしちゃダメなんだよ。
むしろ俺ら自身の問題なんだよ。

俺らの古い価値観、変えていくんだよ。
新しく価値観、作り上げていくんだよ。

そうやって「自分ごと」にできる
「覚醒」した大人が増えれば。

きっと良い方向に向かっていく。

You may say I’m a dreamer
But I’m not the only one
I hope someday you’ll join us
And the world will be as one

今こそラブ&ピース再び。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。