二度寝の季節

 

 

「寒くなってきたからかな?
どうしても二度寝しちゃうんだよね……」

とボヤきながら今朝起きてきたのは、
我が家の大学一年生だ。

毎日のように1限を取っていて、
彼の場合は通学時間もすごく長い。

よって朝は相当に早い。

ときどきは遅刻もしているようだ。
でも相変わらず休まず毎日通っている。

今朝も5時台には彼の部屋で
わんわん目覚ましが鳴っていた。

でも早起きの俺っちは起こさない。

自分で起きろや。

と思っていたら冒頭の図になった。
そして7時前には家を出て行った。

何が言いたいか?

自分で決めたことならやるんだよね。
あんなに昼夜逆転のゲーム三昧だったけど。

小学3年生で不登校になった。

以降、学校の教室という場に彼は
足を踏み入れることはなかった。

高校はネットコースの通信制。

3年間の在学中で登校したのは年に一度の
2泊3日のスクーリングの3回だけ。

要するに10年間、学校とは縁遠かった。
なんなら10年間、教室や黒板と無縁だった。

でも今は大学で楽しく生き生き学んでいる。

大学生だからいい、
と言いたい訳じゃない。

楽しく学んでいるからいい、
と言いたい訳じゃない。

別に学ばなくたっていい。

別にふらふら遊んでたっていい。
別にどこかに所属しなくたっていい。

自分で決めて、自分で楽しく
毎日を生き生き過ごせていること。

それがいい、と思っている。

そういう流れで言うならば――。

彼の場合は不登校だったこの10年間も、
一貫して自分で決めた毎日を過ごしてきた、
とも言えなくもない。

楽しく過ごしていたかどうかは別として。

玄関がガチャっと閉まる音を聞いて、
そんなこんなを思った秋の朝。

さあ、次はお前の番だ、ジュンイチ。

生き生きと編集作業にいそしめ!笑

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。