当時の自分を唯一褒められるのは

 

 

「そうなんだよね」と思って読んだ。

いざ自分の子が不登校になったら――。

こればっかりは、本当にね、
経験してみないとわからない。

「学校を休んでいい」とは言えないよね。

わかる。わかるよ。わかりすぎる。

僕もそうだった。

そして記事の中のおよねさんも
最初はしっかり「やらかした」。

娘は自室に籠城し、全力拒否。

そんでもって僕がハッとなったのは、
そして切り替えの速さに驚いたのは、
この一節だった。

当時の自分を唯一褒められるのは、周りに相談したことです。先輩ママや自治体の相談ホットラインに話を聞いてもらうと気持ちに余裕ができ、娘にも大らかになれました。

そう、これコレ。

これが出来る人は、
本当に素晴らしいと思う。

周りに相談できないんだよね。
子どもの不登校のこと。

僕も出来なかった。

なんでなんだろうな?

話が通じる訳がないと直感してたからかな。

相談する相手が悪くて、
逆に傷つけられたりすることも
もちろんあるので一概には言えない。

でも一人で抱え込む弊害はやっぱり大きい。

大切なのは「情報」と「繋がり」だ。

大抵の人にとっては

「生まれて初めて出会う不登校の子」

は「自分の子ども」だと思う。

もちろん僕もそうだった。

なんせ不登校の知識がまったくない。
どう対処していいかなんてわかる訳がない。

今にして思えば圧倒的に情報が不足してた。

だからこそいろんな事例を知ることが大切。

そして話が通じる、同じ経験を持つ
先輩ママたちと繋がることで、
少しずつ安心の種が芽生えてくるハズ。

大切なのは「情報」と「繋がり」だ。

いつも言ってることだけど、
改めて記事読んで意を強くした次第。

最後に――。

自分に引き寄せて考えてみる。

「当時の僕」を唯一褒められるとしたら?

僕は親の会にも行かなかったし、
不登校のことは家族以外、
まったく誰にも相談しなかった。

まったく相談しなかった。

相談できなかったんだよね……。

でも田中茂樹先生の『子どもを信じること』
を読んで素直にアイスクリーム療法を試した。

そう、素直に試した。

そして自分の子育てを180度改めた。
これは、褒められることだったと思う。

なんせここから人生大きく変わったから。

不登校に悩む僕にとって、決定的だったアイスクリーム療法

2018.04.11

今日も良い1日を。

P.S.
北九州の方で「繋がり」が欲しい方、日曜日門司港を一緒に散歩しませんか?
小一時間歩いた後は、近くでお茶をして解散!の気軽な会です。

10月は富山で開催します。よろしければぜひ。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。