三十年ひと昔

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昨日は僕が上京して
最初に住んだ街でお昼を食べた。

18歳と19歳の2年間を過ごした街だ。
ものすごく思い入れと思い出がある。

そのくせ、降り立ったことはついぞない。

もしかして引っ越しして以来かも?

たまたま近くに来たので降りてみた。

そして三十年ぶりに駅前の商店街を
歩いてみたのだけど、これがマア!

まったく様変わりしていて、
気持ちいいくらい昔日の面影がない。

正直、交差点の銀行と本屋さん以外、
まぁーーーったくわからなかった。

唯一覚えていたあんなに素敵だったカフェ、
なんと「もみほぐし屋」さんになっていた。

僕が毎日通ってたディスクユニオンなんて
月の裏側に消し飛んでしまったんだろう。

そして今はシャレオツなスタバの目の前に、
ド派手な外装の居酒屋がある。

なんかね、もう別の街に来たみたいだ。

カオスな商店街に少し目眩を感じながら、
感傷気味につらつら一人歩いた。

そういえばうちの奥さんと
夜中に原チャリ二人乗りしていて、
この交差点で捕まったこともあったなあ。

そんなことも思い出した。

何が言いたいか?

十年ひと昔、とはいうけれど。

三十年も経てばこうなるわな。

そして切なくもあるのだけど、
それでもどこか心強いのは――。

今も変わらずうちの奥さんと一緒にいる。
もう三十年来の「戦友」みたいなものだ。

そのことは、こうして振り返ってみるに、
なかなかの貴重な事実でもあると思う。

他にも僕には今は心強いつながりがある。

実際にお会いしたことはない。
でもオンラインセミナーに参加くださる方。
会報誌にコメントを投稿してくださる方。
書籍の嬉しい感想を寄せてくれる方。

そしてお散歩会で実際にお会いした方。

こういう方々とゆるくとも
数多くつながりがあることは、
とっても僕には嬉しい。

前の会社にいたときは、
こういうつながりは全然なかった。

少人数の小さな会社だったし、
その中で正直ひとりぼっちだった。
心許せる間柄の人がいなかった。
とても窮屈な人間関係だった。

だから思う。

「つながり大事だよな」と。

孤独は人を殺す。

静かに心が死んでしまうのだ。

なのでね。

もし今、お子さんの不登校のことで、
一人で孤独に悩んでいる人がいたら。

どんなに小さくてもいい。
一歩踏み出して、つながりを持ってほしい。

例えば地域の親の会に足を運んでみる。
びーんずネットのお散歩会に申込んでみる。

などなど。

ということでしつこくお知らせ。笑

12月のお散歩会は横浜でやります。

あと僕もお手伝いをしている、
「川崎の親子を考える会」
主催のセミナーも来月9日にやります。

なんと参加費無料です。

こちらもよろしければぜひ。

つながり持ちましょう。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。