ごく一部を除き、誰もがそうなる

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僕自身について言えば、
最初の会社を除いて
一貫して小さな会社で働いてきた。

20年間で務めたのは4社。
5年ごとに転職もしてきた。

大きな会社で長く働く人の気持ちは
良くも悪くもわからない自覚もある。

ただ、こういうのを読むと、
心の底からやるせなくなる。

55歳で「役職定年」になった男性。

役職を外れた途端、周囲から無視をされる
「集団いじめ」にあっているという。

ちなみに率先して無視をする上司は、
なんと「同期」の人間だったりする。

なんというか。

こういうの、もうやめにしませんか?

「課長になれるのは7人に1人」と言われる時代。早い時期にラインを外れた社員、役職定年を迎えた社員――彼らは少数派ではないし、決して“敗者”ではない。ごく一部を除き、誰もがそうなる。そして、目を凝らせば、そこには貴重な経験やスキルが多く埋まっている。人手の確保がますます難しくなるこれからの時代、彼らがいなければ、会社組織は回らない。
そのことを胸に留めれば、もっと優しい気持ちで、相手を大切に感じられるのでは。きれいごとかもしれないけど、互いに尊重し合う組織風土なくして、未来はないと思う。

記事を書いた河合薫さんの結論だ。

確かに「きれいごと」なのかもしれない。

でもね、シンプルな話。

大の大人がね、よってたかって
誰かを無視をするのは、絶対ダメだ。

どうして自分に置き換えてみないのかね?
無視をされる身にもなれよ。子どもかよ?

彼らは少数派ではないし、決して“敗者”ではない。ごく一部を除き、誰もがそうなる

本当にこれ、みんな忘れちゃいかんぜよ!

はあ(ため息)。

長めに走って発散させるかな。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。