自分に酸素を入れるのが大事

 

 

 

「まずは親自身に酸素を」

その通りだと思った。

子どもが不登校になる。

不登校離職、という言葉も
よく聞かれるようになった。

しかし、その選択をする前にできることはあると、佐々木さんはアドバイスします。

「不登校の子がいるということは、言いにくいことかもしれませんが、上司にはオープンにすることが第一歩になると思います。このご時世、上司のほうからプライベートなことを聞くことはできません。

自ら困っている事情をオープンにすることで、初めて『相談することができるスタート地点』に立てます。突発的な休みなどへの理解も得られるでしょう。

思い返せば――。

僕の場合は言わなかったな。

やりくりして午後半休を取って
学校の先生との面談には
何度か出てたりもしたけれど。

言わなかった。いや、言えなかった。

でもね、確かにこのご時世。

職場の人のプライベートは聞けないのでね。
自分から相談すること、大事だよねと。

あと

「育て方が悪かったかも」

という自分責め。

これも不登校の親あるあるだ。
最後のこの酸素のくだりもよかった。

過去に目を向けていても、何かを変えられるわけではありません。でも、これからどうするかというのは選んでいけます。

お子さんが部屋から出てこない、口も利いてくれないという状態は、すごく心配なのはわかります。子どもファーストにしたいのが親心ですし、子どもにものすごく引っ張られる気持ちもわかります。

でも、まずは親自身がメンタルを良好に保つことが先決です。飛行機でも、緊急時にはまずは親から酸素マスクをつけるように指示があります。まず親自身が生きていないと、子どもを助けられませんから。

お子さんを必要な支援につなげたら、『この子にとって休む期間が必要なんだ』『今は回復している途中なんだ』と、焦らずに子どもの回復を待つ。そこで、親自身も休んで回復すること。自分に酸素を入れるのが大事だということを忘れないでほしいと思っています

僕なんかはとかく、

「情報とつながりが大事」

を連呼していて、つい忘れがちだけど。

情報とつながり以前に辛すぎて……。

「そもそも活字が目に入らない」
「情報を取るのが苦しい」

そういう状態の人もいるんだよね。

僕らのインタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』を
買ってはみたものの、、、

「実際に本を開いて読むまで1年かかった」

そういう人もいるんだよね。

でも、だからこそ、届いてほしい。

まず自分に酸素を入れるのが大事なのだと。

過去は変えられない。
でも「これから」の未来は選んでいける。

まずは親自身のメンタルを保つ。

そして息ができるようになったら――。

ぜひ情報とつながりを取ってほしい。

そう思ってます。

今日も良い一日を。

P.S.
「情報とつながり」を得られるセミナー、来月開催します。よろしければぜひ。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。