早起きして朝一番で発送作業をした。
昨日のうちに入った注文内容を確認し、
入力し、ラベルを印刷する。
その中に僕には珍しく感じる名前の住所が
2つ続いたので、目を止めて見てみた。
しかもほぼ同時刻に、その同じ市に住む
二人の人が、同じ本を注文している。
日本海側の、とある県の、とある市だ。
偶然にしては、時刻も距離も近すぎる。
多分このお二人は昨日、この本のことを
何かの集まりで知ったのか。
あるいは誰かに勧められたのか。
それで早速注文してくださったのだろう。
「びーんずネット」って検索して。
じわっと胸が熱くなった。
ああ日本のどこかに
私を待ってる人がいる(山口百恵)
毎日の発送作業はけっこう地味な仕事だ。
間違えは決して許されない割に、
やっても誰にも褒められもしない。
当たり前田のクラッカー作業だ。
でもね、こういう、本当に本当に
ささいなことから想像を巡らせてみると。
意外とありがたくも嬉しくも楽しくもなる。
今の僕の気分はまさに百恵そのものだ。
いい日旅立ち しあわせを探しに
子どもの頃に歌った歌を道連れに♪
今日も良い1日を。
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