同じはずなのにね

 

 

熱くチームを応援している、
というところは同じはずなのにね。

不甲斐ない試合をしたらブーイングする。
「しっかりしろよ。プロだろ?」

という人もいる。

負けても拍手と声援で励ます。
「次こそがんばれ。信じてるぞ」

という人もいる。

どっちもチームを熱く応援している、
その気持ちは同じはずなのにね。

ちなみに僕は後者だ。

子どもの幸せを強く願っている、
というところは同じはずなのにね。

学校行かないでどうする?
「社会は厳しいぞ。負けるな頑張れ」

という人もいる。

しっかり休んでいい。
「いつか必ず動き出せる。大丈夫だから」

という人もいる。

どっちも子どもの幸せを強く願う、
その気持ちは同じはずなのにね。

ちなみに僕は今は後者だ。

何が言いたいか?

いや、スポーツの応援と不登校は違うよ。

でもさ、ひとつ言えると思うのは――。

一見、後者は甘かったり、
ヌルかったりするように見える。

そう見える。

でも本当は後者の方が厳しく、
難しいんじゃないかということだ。

嘘だと思うなら実際やってみればいい。

「だから何?」

というのはない。

実は、厳しく、難しい。

という感慨を述べたいだけです。

鉄のハートが必要なのだ、と。

「オーレィ!」

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。