クリスマス・イブの夜。
ジョージは大金を失い、切羽詰まっていた。
すべてに絶望して、橋の上に立った。
投身自殺をすることで
保険金を手に入れることを考えた。
ところが自分が飛ぶ直前に
老人が川に飛び込んだ。
助けてくれ、
と叫ぶ老人をジョージは助けた。
話を聞くと、
老人はジョージの守護天使だと言い張る。
は?
そんな話、信じられるか?
絶望したジョージは
「自分なんて生まれなければ良かった」
と呟いた。
「それでは望み通りにしよう」
と、天使は
ジョージが生まれなかった世界を見せる。
その世界では――。
映画『素晴らしき哉、人生!』
のハイライトシーンだ。
昨日家族でこの映画を見た。
「一人の命は大勢の人生に影響し、
一人が欠けると世界は一変する」
こうやって書くとちょっと
説教くさく響くかもしれない。
でもある意味、壮大な伏線回収というか、
ほぼ天使のことを忘れかけるくらい、
丁寧に描かれるジョージの半生への
感情移入も相まって、最後は涙が出た。
クールでニヒルな我が家の16歳も
「いい映画だったね」と言っていた。
クリスマスに見る映画として、
すごく良かった。
人生、捨てたもんじゃないよね。
クリスマスは1日過ぎてますが、
よろしければ。
今日も良い1日を。
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