個人的には――。
夏が始まる日。
それはその年初めての
冷やし中華を食べた日だ。
そして秋が始まる日。
それはその年初めての
サンマを食べた日だ。
あくまでも僕の場合、ですが。
そんなこんなで53年間を生きてきた。
(ん? 俺53歳だよな。最近わからん。笑)
そして2025年という年の、その秋。
それは昨日始まった。
(いや、美味しかったなサンマ)
冬の始まりは鍋。春は……なんだろう?
そら豆かな? まあ、いいや。
とにかく夏と秋の始まりはハッキリしてる。
ということで。
気がつけばめっきり日も短くなってる。
悲しいセミのなきがらもどんどん増えてる。
8月31日までが夏休み、
というのは僕らの世代の話だ。
例えば今住んでる川崎なんかだと、
来週くらいから新学期が始まる。
なので今日明日の土日が
夏休み最後の週末だったりする。
きっと心が波立つ子どもは多い。
それと同じくらい、
心が波立つ親も多いと思う。
でもね。
ボクシングで言うならね。
カウント・エイトまで休んでろ、
って話なんですよ。
あ、これすごく昔に書いた奴です。
でも良い話だと思うので、もっかい紹介。
みなさんご存知の名作『あしたのジョー』。
その矢吹丈の異端のセコンドにして
ボクシングに取り憑かれた拳キチ
(拳闘気狂い)こと丹下段平。
「立て、立て、立て!立つんだジョー!」
と熱く段平サン叫ぶイメージが強いけれど。
実は矢吹丈が生涯で喫した全52回のダウン。
そのうち段平が矢吹に「立て」と叫んだのは
たったの3回だけでしかない。
むしろ実際は真逆で。
「まだ立つな、
カウント・エイトまで休んでろ」
と毎回アドバイスしている。
つまり、ダウンをしたならば。
最大限休息をとる。
ギリギリまでとる。
そう、少なくともカウント・エイトまでは。
うちの場合はカウント・テンも越えて、
18歳で「無所属新人」にもなったけど。
別にそれで構わない。とにかく黙ってた。
それでもエネルギー水位が完全に満ちると。
いつか本人、動き出すもんです。
それもびっくりするくらいの勢いで。
(いや、本当に)
とにもかくにも――。
焦る気持ちはよーくわかります。
よーくわかる。
でもね。
やっぱり焦るのは得策じゃない。
少なくとも、損得から言って
得になることはほぼない。
いろいろ見聞きしても、
自分たちの経験的に言っても。
なのでマイフレンド。提案です。
ここはひとつ、大きく深呼吸して
無理にでも踏みとどまってみませんか?
「立て立て、立つんだジョー!」
ではなく。
「カウント・エイトまで休んでろ」
これが賢い戦術なんだと思います。
そう、賢い戦術。賢者の姿勢。
長い目で見て最終的には得になる。
損して得とれ。急がば回れ。
Walk, Don’t Run.
とにかくエネルギー回復が最優先。
それはボクシングも不登校も同じ。
ということで、みなさんご一緒に!
「まだ立つな、
カウント・エイトまで休んでろ」
今日も良い1日を。
P.S.
焦るのが得ではないことはよーくわかる。
よーくわかる。けど、とはいえ、、、という方も多いと思います。
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