ランニング中に
デール・カーネギーの名言集を聞いていた。
名言集?
ランニング中に?
マアまあ、
そういう気分のときもあるんですよ。
でもこういうのって
最初はいいけど割とすぐ飽きるんだよね。
ちょっと説教くさいというか。笑
そう思って再生を止めようとした瞬間、
この言葉が出てきた。
最大の名誉は決して倒れないことではない
倒れるたびに起き上がることである(孔子)
孔子っていうのはなんか意外だったけど、
でもすごくいい考え方だよね、と。
本当にその通りだよなあ、と。
連想でこの一節を思い出した。
子どもを信じるということは、都合よく考えて放任することではないのはもちろん、見守っていれば失敗しないだろうと信じることでもありません。そうではなく、失敗するかもしれないけれども、失敗してもまた立ち上がる強さを持っていると信じるのです。自分の子どもは信じるに値する子だ、大事にするのに値する子だと信じるのです。親から信じてもらえることこそが、子どもにとって決定的に大切な勇気の源になります。
田中茂樹先生の『子どもを信じること』だ。
もちろん、人には色んなタイミングがある。
普段の自分なら、もしかしたら
読み流してしまっていたかもしれない。
でも息子の不登校でニッチもサッチも行かず、
文字通り途方にくれていた。
何かを変える必要があった。
痛切にそう感じていた。
それが僕にはこの本が
一番響くタイミングだった。
見守っていれば失敗しない
と信じることじゃない。
失敗しても立ち上がる強さを
持っていると信じること――。
今、渦中にある方に、何か
少しでも届けば嬉しいな、と。
今日も良い1日を。
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