去年から今年にかけて、
不登校をテーマにした
インタビュー事例集を作った。
前にも書いたことだけど、
書き起こした文字数は7名合計で
241,894字、取材の録音時間は
のべ18時間17分だった。
もっとスマートな方法が
あるのかも知れない。
僕らの場合、時間をかけて丁寧に聞いて、
それをまず全部文字に起こす。
全部文字にした状態から編集をかけていく。
そういうやり方をしている。
たどり着いた音声入力
さて、その文字起こし。
最初は正攻法で、音声を聞きながら
パタパタとタイプしていたのだけど、
その方法だと時間がかかって仕方がない。
あれこれ試して辿り着いた方法が、
音声入力だった。
音声を聞きながら、聞いた音声を
そのままPCに向かって話す。
僕の声をPCが文字にしてくれる、
という形だ。
おかげでタイプするよりは
時間が短縮できるようになった。
もちろん誤変換は沢山あるし、
話す速度や内容によってはまったく
認識してくれなかったりもする。
でもタイプするよりは楽だし早いので、
そういうものと割り切って付き合ってきた。
そんな中――。
先日、とあるサイトで「これ便利だよ」と
紹介をされている音声入力があった。
試して、衝撃だった。
速度も、精度も段違いに優れている!
今までのは何だったんだ、
と思うくらいの出来だ。
世の中はすごい勢いで進化してる。
20万字以上文字起こしを
やってきたからこそ、
心の底から実感した。
AIだ、何だ、と言われている。
あんまり騒ぐのもどうかと思っている。
でもきっと、これから何十年かで
人間がやるべき仕事の量と質は、
確実に変わっていくだろう。
そう思った。
僕の場合と、彼の場合と
そう言えば、と思い出す。
僕はパスタをゆでるときは
キッチンタイマーをセットする。
忍介がカップラーメンを作るときは、
スマホのSiriに向かって
「3分測って」と話しかけている。
彼らの世代はすでに
キッチンタイマーは不要なのだ。
かくして昭和生まれは化石と化すのか?笑
P.S.
不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空Vol.1』。
頑張って作りました。
ぜひ、手にとって読んでください。
http://beans-n.com/lp/behind-the-clouds-vol1/
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