7年ぶりの海外旅行

突然ですが、今朝は台湾にいる。

昨日の午後の便でここに来た。

「え？　こんな平日に観光？」

ブーブー、不正解。

ちゃいまっせ。仕事です（キリッ）。

れっきとした我らがびーんずネット、
不登校インタビュー事例集の取材なんです。

しかし、アレですね。

思い返せば海外旅行は実に7年ぶりだ。
コロナを経ている分、ものすごく感慨深い。

僕が直近最後にした海外旅行は
会社員を辞めることにした2018年1月。

辞表を出した後、有給休暇を使って1週間、
イスラエルを一人旅した。

「え？　イスラエル？」

そう、あのイスラエルです。

僕はクリスチャンじゃない。

でもイエス・キリストという人には
限りないシンパシーを感じてもいたのでね。

死ぬまでに一度、必ずかの御仁が
生まれ育った場所、布教を始めた場所、
そして受難を受けた場所をこの目で
しかと見届けないことにはね。

「絶対に死ねない」と常々思っていた。

そして20年勤めてきた会社員を辞める。

それは不思議と憧れの地を訪れるのに
とてもキリのいいタイミングに思えた。

もちろん、当時も日本の外務省は
イスラエルへの渡航はまったく
推奨していなかった。

なんなら「行くなよ、絶対行くなよ、
行って何かあっても俺っち知らねーからな」

そういう意味のことが、丁寧な役所言葉で
HPにデカデカと書かれていたのを覚えてる。

往復の格安航空券はもちろん、昔も今も
安定のアエロフロート・ロシア航空だ。

成田発・深夜のモスクワ乗り換えで
イスラエルのテルアビブ空港に入った。
（山上の垂訓の場所を訪れた話はこちら）

まあ、そんなこんな、
ワラワラ一人で巡った弾丸1週間旅だった。

ロシアを経由して、イスラエルに行く。

今じゃ絶対に考えられない旅程だ。
あのとき、2018年に行って本当によかった。

何が言いたいか？

申し訳ない、丸っきりおっさんの
単なる思い出話になっちゃったけど。

やっぱ海外旅行っていいものだよね。

てっきり台湾まで3時間のフライトだから、
機内で食事なんて出ないものだと
頭から決めてかかったいた。

なんせ台湾は石垣島に行くのと
ほとんど距離は変わらないんだから。

でも離陸すると同時にぷーんと
いい匂いが漂ってきて、CAさんたちが
慌ただしく食事を出してくれた。

ザ・エコノミークラスの食事だ。

「フィッシュ？　オア、チキン？」

チキンです。
でもってレッド・ワイン、プリーズ。

そして狭い座席のテーブルで器用に僕ら、
キコキコとナイフでちょこまか肉を切る。

「ああ、これぞ海外旅行じゃんね！」

わーい、楽しいぞ。うぇーい。

っておっさんのただの感慨だ。

すみません、要するに――。

ちょっと調子に乗ってるんです。笑

でも今日の午前中はしっかり仕事します。
（あ、うちの奥さんが、ね）

俺っちはいい写真を撮ることに全集中！

今日も良い一日を。

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