まずは子どものことを思う親の気持ちを伝えるべき

 

 

 

SNSで流れてきて、思わず読んだ。

「大学を中退したい」

ある日突然、息子のタイトが言ってきた。

主人公のルカ自身は高卒で就職し
働きながら資格を取るなど、
これまで苦労してきた。

息子には同じ苦労をさせたくない。

その思いから怒りに任せて理由も聞かずに
「今までかけたお金を返せ」
と怒鳴ってしまう。

高卒で苦労した私だからこそ、タイトには大学を出て安定した人生を歩んでほしかったのです。そのための出費は惜しまなかったし、大学に行けるだけの学費も必死で働いて貯めてきました。子どもを思う親としての気持ちを否定されたようで、なんだか悔しくて涙が出てきました。

これなんだよね。

子どもを思う親としての気持ちを否定されたようで、

わかる、わかる。

わかるよ。

親はいつも本当にそこなんだよね。

でも俯瞰して外から見てる僕らは知ってる。
ルカが間違っていることを。

なんかね。
親は子を思えばこそなんだけどね。

「今まで注いできた愛情を否定された」

勝手にそう受け取っちゃうんだよね。

でも残念ながら伝わってないよね。
自分は苦労してきたから
同じ思いをさせたくないのだ、とは。

タイトのことを愚痴るルカに、
実家でルカの母が諭すひと言も良かった。

大切なのは「正解」に見える道を選び続けることじゃない。自分で選んだ道を「正解」にする力だと思うわよ

いや、本当にその通りだと思いませんか?

正解を選ぶこと、じゃない。
選んだ道を正解にする力、が大切。

たしかに私は怒りに任せて「かけたお金がムダになる」「辞めるならお金を返せ」とタイトのことを責めてしまいました。けれど私が大学を卒業してほしいのは、タイトに安定した幸せな人生を送ってほしいから。だからお金の話なんかじゃなくて、まずは子どものことを思う親の気持ちを伝えるべきだったのでしょう。

そうなんだよね。要するに、だ。

突き詰めてひと言で言うならば――。

「安定した幸せな人生を送ってほしい」

親はいつもずっとそう願っている。

だからこそ、思ったものとは違う方向に
子どもが行きそうになると、親は勝手に
「愛情が否定された」と変換してしまう。

でも大事なことは感情に任せて
安易に非難を浴びせることじゃない。

まずは子どものことを思う親の気持ちを伝えるべきだったのでしょう。

コレだよなあと。

軽い気持ちで読み始めた
コミックだったけれど、、、

思いのほかグッときてしまった。

まずは子どものことを思う親の気持ちを伝えるべき

はい、みなさんココ銘記ですよ〜。笑

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。