どんだけ?

 

 

ずっと歯は大事にしてきた。

3ヶ月ごとに必ず歯医者さんに行って、
律儀に歯石も取ってもらっている。

――のだけれども。

まさに「痛恨」だった。

今年の春に右の上の奥歯が
突然割れてしまった。

なんか散々

2024.04.09

「もうどうしようもない」
とのことだったので抜いてもらった。

ものすごく不本意だったけど……。

以来、入れ歯をしている。

いや、もちろん
インプラントを薦められたんだけどね。

純ちゃん極端に臆病なので、
怖い手術とか嫌なんだよね。

骨にボルトというイメージ自体もだし、
何年も経ってから痛んだらどうするとか、
あれこれ悪いことばかり想像してしまう。

一方で入れ歯ってなんか
ものすごくジイさんみたいだし。

「毎日手入れも大変!」

けっこう葛藤はあった。

でも一旦つけてしまえば案外、
入れ歯で平気だった。
慣れは恐ろしい。

と・こ・ろ・が!

純ちゃん真性の酔っ払いだから、、、

普通に記憶も飛ぶし、よく物も無くす。

夜、寝るときに入れ歯は外して洗浄する。

いつものようにそうしたハズだった。

別に外で盛大に飲んだ訳でもない。
家でいつものように陽気に飲んだだけだ。

なのに朝、起きたら
洗浄容器の中に入れ歯がない。

「ねえ、入れ歯くん!
一体どこ行っちゃったのよ?」

家中探してみたけどどこにもいない。
まるで煙のように綺麗に消えている。

ちょっと陽気すぎたかな……。

いや、別に入れ歯なしでも、
もちろん物は食べられるよ。

ぜんぜん食べられる。問題ない。

でもね、なんというか、
「圧倒的な背徳感」がある。

まるでノーパンでジーンズを
直に履いちゃってるみたいな感じだ。
慣れは恐ろしい。

――ということでまたもや
歯医者さんに行くことに相成りました。

保険が効く形の入れ歯なので
金額的なダメージはさほど大きくない。

でもね、お金の問題じゃないんだよ。

家の中で入れ歯紛失するってさ。

どんだけ?笑

「もう少し酔っ払い控えろよな」

という自戒でした。

さて。

今日は蓑田雅之さんの
おはなしワクチンの講演会だ。

約40名の方にお申し込みを頂いている。

うち、なんと10組くらい
ご夫婦で参加されるようだ。

「ワンダホー!」

時代は変わりつつある。
不登校に向きあうお父さん方に幸多かれ。

そんなこんなの冬の土曜の朝。

いつもしょーもない日記をお読みいただき、
本当にありがとうございます。笑

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。