今は昔、2019年の5月。
不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』
Vol.2号の取材を進めていた。
のだけど、、、
実は「支援」の形で関わる人への
取材の枠がまだ決まっていなかった。
取材させていただく人は、
今も多くがそうだけど
紹介や繋がりのある人が多い。
まったくの「初めまして」の人は、
実はこの人が最初だった。
ご存知、アンガージュマン・よこすか
理事長の島田徳隆さんのことだ。
島田さんを知ったきっかけは
いろいろとネットで検索しているうちに、
神奈川県教育委員会が作成した
教職員向けのリーフレットの
PDFデータを見つけたことだった。
そこに島田さんが
「教職員の皆さんへ」
と題してごくごく短い文章を寄せていた。
その短い文章が、僕ら夫婦にとても響いた。
やさしくも、芯があって、
でもしなやかな感じ、というか。
「この人、なんかいいよね」
「ダメ元でお願いしてみようか?」
そう思ってアンガージュマンのHPの
お問合せフォームから思い切って
「えいっ」と取材依頼のメールを送った。
それがそもそもの始まりだ。
そして『雲の向こうはいつも青空』Vol.2を
お読みいただいた方ならわかると思うけど、
島田さん、本当に面白くて素敵な方だ。
なんだけど、これがまた、島田さんってば
「出たがり」とは思い切り真逆の人で。笑
ご本人は横須賀上町商店街の片隅で
ずっと忠臣蔵の大石内蔵助みたいに
「昼行灯」を決め込んでいらっしゃる。
「これは、僕らが島田さんを世に出さねば」
なーんてうちの奥さんと軽口を叩きながら、
その後も『豆マメ通信』の連載を依頼して。
かなり早い段階でこの連載をまとめて
書籍化しようという提案もした。
それが確か2021年の春のことだ。
去年発行した風芽美空さんの本よりも
こちらの方が数ヶ月、開始も早かったし
当初は2022年の秋に発行する予定だった。
(なので第3章の座談会もその年に行った)
思いのほか、丸々3年という時間がかかった。
でもなんとか形になってホッとしているし、
時間がかかった分、思い入れも強い。
びーんずネットにとって14冊目となる書籍、
『保護者・教員・支援者のための
不登校の手帖』(島田徳隆・著)
パンパカパーン! 今日から発売開始です。
あなたもシマダさんのまったりとした、
オフビートな空気感に癒されてください。
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